土曜→日曜で開催されました、BRM511広島400k蒜山。
完走致しました。

スタート前より小雨が降り、午後からは天気回復したものの、夜は気温が下がり、睡魔との闘い。
朝7時スタートで翌日の6時半過ぎにゴール。一睡もせずの400kでした。
いつもの詳細れぽは、また追々書きますね。
今日のところはケツの痛さがガマンできないので、これにて失礼。
土曜→日曜で開催されました、BRM511広島400k蒜山。
完走致しました。
スタート前より小雨が降り、午後からは天気回復したものの、夜は気温が下がり、睡魔との闘い。
朝7時スタートで翌日の6時半過ぎにゴール。一睡もせずの400kでした。
いつもの詳細れぽは、また追々書きますね。
今日のところはケツの痛さがガマンできないので、これにて失礼。
さて、今週末となりましたBRM511広島400k蒜山。
翌日が石見グランフォンドとなりますが、両日との天気が微妙な感じ…。いでよ晴れ男!!
で、毎日忙しいながらもぼちぼちとブルベ準備が進行しております。
ブルベも400km以上の距離となるとレギュレーションが厳しくなります。
ほぼ充足してんだけれど、ひとつだけ気になるところがあった。
との記述です。
今年導入したGENTOSのヘッドウォーズHW-777Hは、後頭部にテールライトらしきものが付いているが、明るさがイマイチだと感じてたので、もちょっと明るくて小型なのをオカムラさんで探してきた。
ボントレガーの”Glo and Ember Multi-Use Lights“ってちと難しい名前のテールライトを右後頭部に装着。
ま後ろはHEADWARSのバッテリーが付いてるからね。
点灯してみた。
CR2032型ボタン電池1個使用なんだが、かなり明るいぞ。
これなら車検も余裕でパスできるだろうし、真っ暗な夜道も安心だわ。
真っ暗な夜道で思い出した。
こないだの300kの時に「マッチ売りの少女の気持ち」が分かったのよ。
真っ暗で雪の降る寒い夜
ひとりで走ってると、ぽつりぽつりと過ぎ行く民家
家の窓からは明かりが漏れている
あぁ…あの中は暖かいんだろーな…
『誰か 誰か マッチを買ってくれませんか…』
って話を奥さんに話すと
って一蹴。
だよね…
ダイジョウブ ダイジョウブ。ダイジョウブMy Friend。
今週の土曜の夜は、きっと晴れて暖かな夜だから。
大山から素敵な星空を眺めるんだ(^^♪
では、次のブログ記事公開は日曜になります。あでゅー…
長年愛用してきたGPSロガーが、先日の300kブルベで壊れた。
昼過ぎから雨が降り始め、夜遅くまで雨&雪に曝された挙句だから仕方ないか。
終盤は、GPSロギングのLED点滅が点灯に変わり、ボタンを押しても反応しなくなってた。
帰宅後にPCに接続しても、PCから認識できない始末。あーあ、壊れちゃったな…。
防水基準:IPX6
本体より約3m離れ、内径12.5mmのノズルであらゆる方向から約100L/分の水を3分以上注水したのち、正常に機能を有する。
って謳ってても、所詮は数千円のデバイス。過酷さを求めても可哀想なよね。
せめて、途中までのログでも採れないものか…
所詮もう壊れてるので開腹してみる。
裏蓋をキリみたいなのでこじ開けると、青いバッテリーが出てきた。
と、同時に水もこぼれてきた。ん~…かなり水入ってたんだ。
小さめなICチップの端子部分を見ると、思いっきり腐食している。
基盤をパッケージから取り出してみる。
こちらの面(上側の面)は比較的にきれいだ。ANT1とシクルプリントされた部分に付いてるのがGPSチップのようだ。
裏側の面は水に直接触れてたのだろう。かなり腐食している。
アルミシールドを引き剥がしてみる。
水がこんなところにまで!一段落したら全て焼き払ってやる。みたいな(笑)
で、乾燥させて、IC端子のサビを除去してみたりしたものの、やはり内部のログは取得できず。
残念。
やはり電子モンの防水機能の過信は禁物ってことで。
次のブルベには、代替のGPSロガー登場予定!!
300kブルベの際に、バーエンドミラーを初導入した。
普通の横っちょに出っ張ったタイプのミラーは、コケた時とかに折りそうなので抵抗があった。
何より、今までバーエンドミラーに特段の必要性も感じていなかったから。
今回、このコンパクトな「富士彫刻工業所バーエンドミラー」の存在を知ったので装着してみた訳だが…
(何より、富士彫刻工業所って名前に最も惹かれた訳だが)
300kブルベを走った際のこのミラーの感想だけれど、
今まで同類のミラーを使ったことが無いから、他のミラーとの比較は出来ないんだけれど、まぁ、確かに見えるっちゃ見えるよ。
でも、この小さなミラーに視線を合わせる時間があるなら、振り向いて目視で後ろ見た方が早い。
また、後方の(クルマへの)アピールって意味でも、振り向いて目視確認する方がいいんじゃなかろうか。
例えば、夜間だからと言ってクルマのヘッドライトが反射して、クルマが迫っている事に早めに気が付く。
ってなことは無い。
でもまぁ、それはこなきがバーエンドミラーを使わないからでの感想なので、この富士彫刻工業所バーエンドミラーのモノとしてのクオリティが低いと言っているのではないので、お間違いなく。
こないだのみなと祭の時に、ブルさんが持ってきたクルマがある。
日産NV200。
実はNV200は前々から気になってるクルマなのよね。こちらの記事とかも見てて、コレは載るぞ!と。
で、みなと祭の荷物を載せる前に、ちょっと借用。
荷室の幅は広い。こなきが両手を広げてぴったりほどの広さだ。商用車割り切りで、内装が無く、天井も内貼が無い。その潔さがいいわ。
お約束で自転車乗せてみた。
ロードを出す時間が無かったので、奥さんのシティサイクル、Bianchi Primaveraを載せてみた。
何の躊躇も無く、そのまんま載る広さだ!
すげー!
トランポには最高だな、NV200。
こなきはクルマの価値観に豪華さとか、走りとかを求めてないので、商用車で十分だ。
アルミホイールなんて要らないし、ホイールキャップすら不要。電動スライドドアや、ドアバイザーすらも要らないよ。
シンプルなのが一番だ。いいわー商用車。
トヨタのTOWNACEもいいな。
以前に、カングーを思案したことがあったけれど、カングーは普段使いにはデカいが、このクラスなら取り回しも簡単だ。
ん~、しかしHONDAにこのテのライナップが無いのが残念。
…その2からつづく。
ここまででおおよそ210kmの走行。時刻は17時20分。
雨は相変わらず降っており、徐々にではあるが雨足も強まりつつある。
長々と走ったダム湖岸を過ぎ、今回最高標高地点まで一気に400mを上げて行く。
と、この辺りから目の前の景色が変わってきた。
降り続いている雨が、白く濁ってきた。みぞれっぽい。
雪と言うには、べちゃべちゃした感じだ。
ここでもループ橋があった。短距離で標高を上げて行く。
と、気温は反比例して一気に下がってきた。みぞれは明らかに雪になってくる。
4月下旬での降雪ってどうなん?県北では良くあることなん??
油木の峠で雪が降る…ってか。余裕のない時につまらん駄洒落は辞めて欲しいものだ。
ちょっとした下り坂で、スピードが出て30キロほどになると顔に当たる雪がパシパシと痛い。
ここまでの走行では寒さは感じてなかったが、油木の峠を過ぎてからは寒くなってきた。次のCP4、上下のポプラまで約35km。up/downはそんなには無い。普通なら1.5時間ってところか。
雪は相変わらず降り続き、路面には積もらないものの、道路脇の草には積もり始めている。
18時すぎ
古めかしいトンネルを抜けつつ淡々と走る。
ダム湖で前に居たランドナの方は遥か先に行ってしまった。
日は暮れ辺りは暗くなってきた。ライトを点けよう。ここから先はデジカメ撮影は出来ない。
寒さが増してきた。次のCP迄まだ20km以上ある。
冷えるなぁ~…胸元と背中の腰の辺りが冷えているようだ。何とかCPまでの我慢だ。
雪はいつの間にか雨に変わってた…
19時15分
CP4-ポプラ「上下駅前店」到着。既に2名ほどの参加者が到着されていた。
もうかなりの方々が先に行かれてんだろうな…
なんて思っていると、急激に激しい寒さが襲ってきた。
寒い。寒い。寒い…。震えが止まらない。
持参してきてたホッカイロ登場。が、あんまり暖かく感じられない。
トイレを借りて、手を洗った後に乾燥させるハンドドライヤーで手を温めてみるが効果なし。
缶コーヒーを買って飲む。激しく手が震えてコーヒーがこぼれる。
飲み干しても効果なし。まだ寒い。
見るとレジ横でカップ麺を食べてる方が居る。あのランドナの方だ。
カップ麺かぁ~…
こなきは、今まで一度もコンビニでカップ麺に湯を注いで食べたことが無い。どうも、その食ってる姿に抵抗があった。
だがもうこの際、抵抗なんて言ってる場合では無い。カップ麺を購入しお湯を注いで待つ。多分、マジメに3分待てずに食べる。あっと言う間に完食。ちょっと待ってると、カラダの震えが収まってきた。
よしよし。
しかし、店の外に出るとやはり寒いぞ。
「先に行きます」って方が、ココでゴム手袋を買ったと教えてくれた。
台所で食器なんかを洗うときにママが使う、ピンク色で薄手で伸びの良いゴム手袋だ。
「効果ありますかね?」って聞いてみる。いま思えば、何て野暮な事を聞いてしまったんだろうか。後悔。
『どうだかワカンナイけれど、無いよりはマシかと…』ってお答え。
そうですよね。何とかしてこの寒さを克服しなきゃね。
実は、さっきカップ麺食べながら店内を見てて気になるモノを見つけていた。自転車用のビニールカッパだ。値段は500円。
勿論、スポーツ用ではなくママチャリ使用が想定された商品である。
「これを着れば風が通らないから、まだ少しは暖かいかも…」
いちるの望みで、ゴム手袋とビニールカッパを購入。
店の外に出て着る。ホッカイロはレーパンの中、腰の部分に入れる。
ピンクのビニール手袋をはめる。女性用だ小さい。手が湿っていることもあり、なかなかハマらないが無理やり指を通す。
カッパのズボンを履き、カッパの上着はモンベルレインの上に着る。その上から反射ベスト着用。
お!
着た瞬間から暖かいぞ。風が通らないと言うことは、それだけでかなり体感温度が違うもんなんだな!!
うん。これなら行けそうだ。
その場に居られた2名の方と共に、ゴールを目指して再スタートする。
前を行くのは、ランドナの方。後ろに、もうお一方居られる。
再スタートして間もなく下り坂に差し掛かった。ランドナの方は順調に走行しておられる。
ふと後ろを見ると、誰も居なくなってる。何かあったんだろうか…
気になってちょっと停車。来ない。
ちょっとだけ引き返してみる。居ない。大丈夫だろうか…
心配にはなるが、あんまり沢山引き返すとサイコンの区間距離が狂ってしまい、キューシートの方向指示が解らなくなってしまう。その場で、もうちょっと待ってみたが、やはり来ない。
仕方ない…後ろ髪は激しく引かれるが、先に行かせて頂こう。
ゴールに向けてのラスト50kmが始まった。
雨は弱まってるがまだ降り続いている。
だが、寒さは全く感じなくなっていた。
ビニール手袋、腰のホッカイロ、雨カッパ、さっき食べたカップ麺。
どれもそれなりに効果あったんだろう。まぁ、カッパの役割が大きいか…
寒くない。寒くない!と、言うか暖かい!!
これは行ける。これなら行ける!!
いい感じだ。もう怖いものは無いぞ。
順調にゴール地点を目指す。
ランドナの方はどっかで見失い、単独走が続いている。
世良界隈の山奥を走るルートが続く。民家も街灯もほとんど無く、真っ暗な道が多い。
ちょっとした登坂道では、道を横断している グレーチングでリアが滑る。危ない。
これが下りだと派手な転倒になっちまう。気をつけて走ろう。
前も後ろも全てのライトは既にフル点灯してる。
ヘルメットに付けたヘッドウォーズもいい仕事をしてくれている。アタマに付けることで、左右や後ろなど、向いた方向を照らしてくれるのはありがたい。特に上の方に付いている道路標識を明るく照らしてくれるのが何よりも良かった。
ただ、ヘッドウォーズの弱点を言えば、目のちょっと上にライトがあるので、雨に光が反射するんだ。雨そのものを照らしてて、視界に入ってくる。
クルマで雨の日にUPのライトにすると雨が反射して路面が見えにくくなるじゃない。
あの感じなんだわ。
大きな欠点ではないけれど、雨が視界を邪魔するってのが今回分かった。
その後、広域農道をかなり長い距離走り続けている。
信号の無い交差点をどっかで左折しなきゃならないんだが、見落としそうで怖い。
さっきのポプラで「世羅青少年旅行村と『停まれ』表示が目印」と教えてくれてた。
サイコンの区間距離をキューシートを何度も見比べながら、看板を見落とさないように用心して走る。
かなりの距離を走ったような気がする。
目的の看板らしきものが見えた。が、これが本当に目的のものかどうか自信が無い。
ただ区間距離で見ると、ここの地味な交差点を左折することに間違いは無さそうだ。
曲がってみる。
先に誰か止まってたので声を掛けてみる。
こんばんわぁ~
誰か:『この道で間違ってないですよね?』
えぇ、この道で正しいですよ。って、意味の無い自信なんですけどね
誰:「…」
でも、キューシートだと次の三叉路右折ポイントは、この先680mじゃないですか。行って、もし三叉路が無くても、引き返すロスは680mなんで行ってみましょうや。
誰:「それもそうですね。行ってみますか」
ってな会話で、二人連れで進んでみる。
あった、右折ポイントだ。間違ってない。
行きますよ~!
寒さを感じなくなってるので、いいピッチでの走行が継続できる。感謝。
が、後ろの誰かは寒いんだろう。ピッチが乗ってこない。気が付くとまたも単独走になっていた。ゴメンナサイ…
しばらく走る。
ふと気が付くと、いつの間にか雨は止んでいた。いいぞ。
小さな峠で左に止まってる方発見。「大丈夫ですか?」あ、ランドナの方だ 。
フロントライトの電池が切れたので交換してると。
お手伝いしますよ、ヘッドウォーズで照らして差し上げる。
「初めてのブルベなんで要領悪くて…」って言われてるけれど、あの快走と、この寒さに耐えてここまで走っておられるんですからとても凄いことですよ。
電池交換を終える頃、さっき千切れた方も追いついてきた。
3人で行きましょう。
が、またも気が付くと後方の方は遅れて千切れてる。余程に寒いんでしょうが、こればかりは手助けできない。
前を行くランドネの方と二人旅。
そして、見慣れた国道375に出た。
いよいよラストだ。二人旅を続けつつ走る。毎度のことながら、こーゆー場面での脳内BGMはえこにんの「月のしずく」。
(あ、ちなみに今日の道中での脳内BGMはPeter Paul and Mary, 500 Miles.)
ラストは平和に走って…
23時17分
福富道の駅にランドネの方と同時ゴール。
上の画像は、AJ広島のPHOTO庫より借用した、こなきゴール時の様子。
その後、いつものように封筒に自分の住所氏名を記入。
あ、ひらまつさんが帰ってきた。どこで油売ってたんだか…
長かった1日が終わってしまいました。
初めての300kメダルを手にする喜び。
スタッフの方、DNS、DNFの方、勿論完走された方、皆さんそれぞれにお疲れ様でした。
さて、次は5月11日BRM511広島400k蒜山。
いよいよ本格的な山岳攻略。そして、ブルベ経験者でも「400kが一番キツイ」と言わしめる400k。
さてはて、どうなることやら。
…その1からつづく。
PC1のセブンイレブン井原西江原店を出発してからも、順調に走り続けている。
気になる天気も、まだ雨つぶは降ってきてない。
12時40分
大きな石積みのダムが見えてきた。
で、ダムがあると言うことは山に登っていると言うことで…
登坂車線があったりして、なかなかに厳しい試練を参加者に課してきている。
そんな折…
13時ちょうど
ぽつりと雨が落ちてきた…
キューシートを見ると、あと少しでCP2だ。レインウェアはそこについてから着よう。
13時13分
CP2-ローソン「吉備中央町店」到着。
多くの参加者が憩っている。
こなきは、ここでメインの腹ごしらえをしとく。
手早く食べることができるカツ丼などを食し、レインウェアを着る。
呉ポタの方が隣でシューズのレインカバーを履いてるので「ソレすると雨水って入ってこないです?」って聞いてみると、『いや、やっぱり入ってきますよ』とのお答え。だよねぇ~。
13時47分
CP2を出発。
遂に登場、モンベルのゴアテックス製サイクルレインジャケット。フードの上にヘルメットをかぶる。
で、このレインジャケットの感想だが、
とってもいいぞ。安価なビニール製のレインウェアも持っているが、結局のところ汗がムレて、肌べちゃべちゃになるのよね。
しかしゴアテックスのもんだ。全然ムレない。これはとっても快適だ!想像以上と言っても過言ではない。
ブラボー、ゴアテックス!!
14時46分
高梁市に入る。
雨はそんなには強くなってなく、しとしと降る感じだ。
ここの峠を越えると、見えてきたのがこちら…
高梁の市街地を遥か下に見下ろすループ橋だ。路面のカラー舗装がツタンカーメンの周りのビラビラみたいだw
ループ橋ってことは、山肌の斜面が急な証拠でもある訳で、振り返るとこんな感じだった。
良かったよーココが下りで。こんな道、登りたくないわ。
市街地では、こんな面白い名前の店を発見。
手打ちうどんか…あったまるだろーなぁ~…
スルーだな…
15時半
雨は降り続きながらも順調にCP3のセブンイレブン「高梁成羽町店」に到着。
カルピス・ほっとレモンだけを買って飲み、再スタート。
「市街地」と言えるのは、ここ高梁で最後。この後は山道へと入り、ちいさな集落のみを通過することとなる。
派手な神楽さんに見送られつつ、山へと入って行く。
次第に雨足も強くなってきた。
先を行く二人には、いつまでたっても追い付けない。
この方たち、速いな。
16時20分
大きなダムに続く道を登って行く。
田原ダムと言うらしい。ここの登坂は100mほどであっと言う間に通過。
しかし、もちょっと行くともう1段ダムがあり、こちらは新成羽川ダムって言うらしいが、ここのダム湖が巨大だ。
ダム湖に沿って走るup/downの少なくて、とても走りやすい道なんだが、行っても行っても景色が変わらない。
右に左に、山あいの谷を抜け、また右に左に…何度となく似たような光景を繰り返す。まるで迷路に迷い込んだかのようだ。
しかも道の真ん中に何か小動物の「う○こ」が一定間隔毎に落ちている。
いや、置かれていると言った方が正しいのではないかと言わんばかりに落ちている。タヌキか何かの仕業か。
踏みたくないので、路面を気にしつつ避けて走る。う○こスリップとかって笑えないし。
前をひとりの方が走っている。こなきよりも少し年上の方っぽく見える。車種はランドナー?
が、しかしとても速い。全く追い越せない。いや、追い越す気は無いんだが、付いて行くのもやっとこさの速さだ。
途中、パンクか何かでスタックしてる3人組を追い越す。3人居れば応援は要らんでしょうから。
17時20分
結局のところ、20キロも似たような景色が繰り返されて、ようやく国道に出た。
長かったぁ~…先の方にここで追い付き、「似たような景色が長かったですね」と話しかける。
…この方と最後まで一緒になるとは、この時はまだ気付いてなかった…
ここの交差点は左折。
そしてダム湖を離れ、更なる山岳コースへと向かっていくのだった。
では早速、BRM420広島300K吉備のれぽを何度かに分けてお伝えします。
前日は10時半就寝…したものの、当日午前2時には目が覚めてしまった。
もう寝付けないのでPCを立ち上げ、今日のコースの最終確認や天気予報をチェックしとく。
ん?
予想最低気温が5度と出ている。
5度…5度…5度…冬ぢゃん!
かの有名な石見GF08の極寒の三瓶が4度だったぞ。
ってことは、あの寒さ体験再び!?
あの時の寒さは思い出しても人生経験上最も寒い体験だった。
それとほぼ同じ気温だ。しかも、午後からは雨模様。
コレは完璧なまでに冬装備だ。
厚手の冬ジャージ、厚手の手袋、ホッカイロも持って行っとこう。
モンベルのゴアテックスレインウェアもいよいよその本領発揮の時が来るのか…
レーパンの冬&雨装備は持ってないが、今まで真冬でもレッグウォーマで走ってきたからいいか。
4時半に自宅を出発。東広島呉道路を経て福富ダム近くまで来ると、道路脇の気温計は…
マイナス零度表示。ぅひゃ~、こりゃ本格的な冬気温ですな。4月下旬でこの気温ってどーよ。
ダム湖を見ると、冬に良くある水面から霧が立ちのぼってますがな。
6時前、道の駅 福富の第2駐車場到着。
既に10台ほどのクルマが来ており、いそいそと準備を始めておられる。
おはようございまーす。
さて、こなきも準備始めますかな。
冬ジャージにウィンドブレーカ着て、厚手のグローブ。いつもの冬装備を着込む。
受付が設置されてる第1駐車場に行き、いつものエントリーと車検を受ける。
お、今回はブルベカードに住所・氏名が既に印刷されてますね。楽ちんでいいわ。感謝感謝。
なんて思ってると、背後から
って叫び声が聞こえる。ナニッ!?
驚いて振り返ると、あがもんさんが走って来る。奥さんも!
可愛いミニプラカードもわざわざ作って頂いて…ありがとぉ~。
あ、自転車部の「えっさん」も来てくれた。え、ココまで自走で来たん!?
マヂすか。この寒い中ありがとねー。
あがもん夫妻、えっさんと談笑してる間にも参加者集結中。
ざっくり数えてみたところ、50名ほどの出走者のようだ。
6時半よりブリーフィングが始まる。いつものように、本日の注意点などの説明を受ける。
その後に、ある方の挨拶があった。
日本ブルベの代表の方らしい。
本日、ご自身も走られるけれどSR600の宣伝も。
本当に自分ひとりで走るパーマネントコースでの600km、獲得標高10,000m!!ブルベの中のブルベって感じだね。
さぁ、7時になりました。
3人に見送られつつ、300kmの道のりの最初のひと漕ぎを踏み出します。
スタート直後なので、多くの参加者は何となく連なって東へと走る。
こんな状態がしばらく続くから、この段階でのコースアウト者は無いだろう。
8時25分
三原のどっか山奥あたりで、面白いモノ発見!
こなき的には、このネタはスルーできないので、わざわざUターンしてまで撮影。
何が気になるって「ちくわ祭」。どんな祭りなんだろうか(笑
程なく、尾道-松江道の下を通る。
すごく高い位置を渡してますが、その更に上の空には雲が厚く連なりつつありました。
昼過ぎまでもつかなぁ~…って感じですわ。
9時半
府中を過ぎて福山の市街地を抜けて行く。
どこまても真っ直ぐな道が続く。福山平成大学か。娘の友達が進学したと言ってたな…なんて思いつつ走るが、ずーっと直進だ。広い平野がある地域ってこんなにもゆとりがあるんだな。
10時
県境を越え岡山入り。
初めて知りました。「いはら市」ではなく、「いばら市」なんですね。
さすが岡山です。県境を越えた途端にどこからともなく、きび団子のキビの香りが漂ってきます。
まぁ軽くウソな訳ですが…w
でも、初めての自走での岡山入り。ちょっと舞い上がりつつある気分なのは間違いない訳で。
10時すぎ
もうちょっとでCP1と言うところで、こんなお店を発見。
天然たいやき 鳴門鯛焼本舗
これは寄らねば。
10時開店で、まだ焼き始めてないとのことで、たった1つで申し訳ないが焼いて頂くことに。
「7、8分待ってください」…気は急くが待ちますよ。
焼いてる方とあれこれ話す。今日は何が開催されてるのか、どこから来たのか、何人出てるのか、自転車乗ると痩せるか…などなど。
お店の外で食していると、誘われたFISHERの方が。鯛だけに釣られた訳ですな!ww
「隣のコンビニがCP1ですか?」って尋ねられたが
いえ。違うんですけれど、どーしても鯛焼きが食べたくて…
「…」
お店に入って行かれた。
こちらは1匹食べたのでお先に行きます。
10時28分
CP1セブンイレブン「井原西江原店」到着。ここまで80km弱。
店内でパンと飲み物などを買ってレシートGET。
先回りしてたAJ広島の人や、参加者としばし談笑。
雨は昼まで持つかなぁ~って。
11時半
正直者が多いことで有名な総社市に入る。そうじゃそうじゃ…
ここでもまた平野の広さを痛感し…
町中に入ると、これまたスルー出来ないモノに遭遇。
ミニです。
どこをどう見ても、ミニです。ミニカーが沢山へばりついてます。ナンバーまでもがミニです。
恐るべし岡山。
正午過ぎには、岡山空港近くを走ってたみたい。
空はいよいよ怪しげな雲が立ち込めてきました。
午後の部へとつづく。
昨日開催されました、BRM420広島300K吉備。
完走致しました。
午後から雨になり、夕刻前からは雪になると…。
石見GF2008を思い出す、とてつもない寒さに晒されながらのブルベとなりました。
寒さ故のDNFがかなり多かったんではないかな。
こなきも極寒に何とか耐えながらも、日付の変わらないウチにゴールしました。
例によって詳細れぽは後日UPしますが、とり急ぎのご報告でした。
追記:リザルト公開されてました。DNS=23、DNF=17、完走=32。皆さんお疲れー!!!!