BRM430須波1000k 参加れぽ(3)

Part2よりつづき。

道の駅 内子フレッシュパーク からりで遅い昼食をとって、再度走りだす。

15時41分
国道56号に出で右折。キューシートで言えば106番のコマのところ、ここまで737キロの地点である。
次のPCまで約50キロ。クローズ時刻は18時17分。

さっき、Brother-Kが「次のPCまであんまり時間無いよ♪」と急かせられたが、まぁ50キロを3時間半ほどで走るなら、まぁ間に合うでしょう。とのヨミ。

国道56号は交通量が多いので、しばし狭い歩道を通ってみたりする。

R.56の歩道
R.56の歩道

次のコマまで13.69キロ。
交差点の左手にサークルKがあるのが目印とな。これは分かりやすい。

ほどなく伊予市に入った。

伊予市
伊予市

松山方面に近づいてる感ありあり。

で、サイコン値で14キロ付近まで来たものの、十字路もサークルKも見当たらない。

はて?

サイコン読み違えたかな?
何でサークルKが無いんだろう…。おっかしぃなぁ~…

ちょっと戻ってみる。

路肩でロープを柱にとめて上下に揺らしている面白い動きをしている男性がいたので、声を掛ける。

こなき:すみませぇ~ん、ここら辺にサークルKってありますか?
男性:え、サークルKですか?この近くにはないけど、もっと先(松山寄り)に行けばあったような気がするけどねぇ…
こ:あ、そうですか。ありがとうございます。
ところでこのロープは、いま何をされてんですか?
男:あ、バトルロープとか言う運動をTVでやってたので、真似てみてるんです。
こ:へぇ~…。ありがとうございました。

みたいな会話して、どうももっと先のようなことを言ってるが、既に10キロは走ってるのでもっと先と言うのは解せない。腑に落ちないながら、来た道を高速で戻ってみる。

迷走中
迷走中

さっきハンバーガー食べた道の駅のところまで戻ってきた。10キロ以上は戻った。
ここでサイコンをゼロクリアして、再びR.56を松山方面へと走る。

さっきと同じ光景だ。当たり前。
もうバトルロープのトレーニングは終了していた。

キューシートで指示のある13.69キロ地点。
中山と書かれた地名の看板がある。ちょっとした峠になってる場所だ。

おかしい。
どこにも交差点もサークルKも見当たらない。
おかしい。

迷ったな…

スマホの地図で現在地を確認しようとするも、圏外。
おーまいがー! 困った。自分がどこに居るのかが分からなくなってしまった!!

四国の真ん中で ここはどこだ!! と叫ぶ

自分の居場所ロスト。激しく焦る。
まいったなぁ~…
次のPC8  ローソン 西予卯之町店のクローズ時刻、18時17分が刻一刻と迫っている。

ふと見ると、白バイ隊員が軽乗用車の兄ちゃんに対して違反切符を切っている。
二人の会話に割って入る。

こなき:すみません…
隊員:あ、この後(違反切符の人が終る)まで待ってもらえますか?
こ:5秒で終わるのでちょっと道を教えてもらっていいですか?この辺に国道441号ってありますか?
隊:441?う~ん、分からないですねぇ~…
こ:あ、そうですか。お取込み中失礼しました

その場を離れる。
困ったなぁ、白バイ隊員もこの次に曲がる国道441を知らないってよ…

その場を離れ、ちょっと松山方面に走る。ここなら電波入るかな?
スマホをいじってると、さっきの白バイ隊員がやってきてくれた(感謝)。

隊:場所、分かりましたか?
こ:いや、電波圏外なんで分からないんですよ…
隊:あ、僕のも圏外ですわ(笑)どちらに行きたいんです?
こ:国道441号なんですが、目的は西予卯之町ってところなんです。
隊:西卯之町ですかッ!?今来られた道にもっともっと戻る方向ですよ。
こ:え゛ーッ…(絶句
そこまで1時間で行けますかね?
隊:う~ん…40キロ以上はあると思うんですが、もしかしたら運転手さんなら間に合うかも知れません。
こ:…。あ、ありがとうございます。頑張ります。

どうやら、やはりコースアウト確定のようだ。
来た道を再度戻ろうと左右のクルマの往来を確認してると、白バイ隊員の方が交通整理するようにこなきが国道を横断するのを誘導してくれた。あ、ありがとうございます。

とにかく明るい安村をマッチョにした感じの白バイ隊員さん、ありがとうございました。

さて、再び猛ダッシュでハンバーガー食べた道の駅の所まで16キロほどの道を引き返す。
ここで、キューシートを良く良く見てみる。

げ…

道の駅のところからは折して国道56号に合流と書いてあるじゃないか。何で折しちゃったんだろう…。
もう終盤と言うことで、ロクにコマ図も確認せず自分の思い込みだけで松山方面に行っちゃったんだろうなぁ~
あぁ…情けない。大幅に時間ロスした。

コマ図に従い、国道56号を松山とは反対方向、大洲方向に走りだす。
もう次のPC8  ローソン 西予卯之町店のクローズ時刻、18時17分までは1時間も無い。
いま探しているサークルKまで13キロほどだが、その先もまだ20キロ以上走らないとPC8にはたどり着けない。

あぁ…PCクローズ間に合わずか…orz
絶望感溢れる

仕方ないなぁ、誰が悪いんでもない自分のミスなんだから…
でもまぁ奇跡を信じて、まだ猛ダッシュしている自分がいた。

往生際が悪い

とも言う。うん。

急いでる途中だが、こんな紛らわしい看板が気になった。

紛らわしい
紛らわしい

一瞬、富士山かと思ったが冨士山(とみすやま)だと。確信犯的に読み間違いを狙ってるとしか思えない(笑)

その冨士山、山頂がつつじ公園っぽくなってるようだ。

つつじ公園?
つつじ公園?

反対側を見ると、小さいお城がある。

お城...
お城…

そんなこんなで、サイコン値13.69キロの地点まで来ました。

あった、サークルK
あった、サークルK

あぁ~…あった。
サークルKだ。ここを左折ね。

この時点で時刻は既に18時20分。PC8のクローズ時間を過ぎてしまった。
あぁ..DNF確定。

もうDNFなんだから、ショートカットで松山方面(さっきの、とにかく明るい安村似の白バイ隊員と会話した場所)経由で最短で帰路に向かうことも当然に可能だし、ソレで誰に文句を言われる筋合いもない。

だが、それでは自分が納得できない。

認定を受けるための制限時間を越えただけで、それ以外は何の問題点もない。
だったら、このままオンルートで帰ることを選択することも十分に可能だ。
ってことで、迷わずオンルートでの帰路を選択。

ブリーフィングで説明のあった工事中の迂回路の部分は、この時間はもう迂回しなくて良くなってた。

工事中、う回路のところ
工事中、う回路のところ

その後、夕闇迫る中、山の中を独り走る。

しんみりと夜が来る...
しんみりと夜が来る…

キューシート111番のところまで来て19時。DNFの電話連絡をしておこう。
先ずは奥さん。次にAJ広島代表氏。代表氏は既に来島海峡大橋のたもとまで来ているとのこと。流石だ、早い。

さぁて、焦ることはもう何もない。
ここまで770キロ近く走ってきたのと同じペースで、この先も走ればいいだけの話だ。

白髭トンネル
白髭トンネル

PC8  ローソン 西予卯之町店(786キロ地点)に到着したのはクローズ時刻18時17分を2時間以上過ぎた21時04分。
やぁ~、すっかり遅くなっちゃったなぁ~…。

歩行者/自転車用トンネル
歩行者/自転車用トンネル

もうすっかり夜なので画像も無いが、帰る気力はまだ十分にある。
眠気も深刻では無い。

この日の夜だったか前の日の夜だったか、もはや覚えてないんだが…
今回の1000kはパンクすら無いノートラブルだったんだが、一つだけ気になることがあった。
真っ暗な夜、まっすぐな坂道を勢いよく下ってて、後方確認のため一瞬後ろを見たのよ。
で、前を向いた瞬間に路上にタヌキが轢かれてたのを、自分が加えて轢いてしまったのよね…

ゴンッ!!

って軽く乗り上げる感じが、何ともイヤだった。
今回のルート上、タヌキが轢かれてんのを何度も見たんだが、四国はタヌキ多いんかな???

さて、真っ暗な夕やけこやけラインを松山方面に向けて独り走ってる。
海沿いの道のはるか向こうに沢山の赤色灯が点滅しているのが見え、次第にその地点に近づいて行く。

23時半
その地点に到着した。

横転事故
横転事故

何か大型トレーラーが横転してて、積み荷が路上に散乱してた。
恐らくは、古紙回収で集めた古新聞のように見えたんだが。

その後、僅かな休憩をはさみつつ松山市街地入りしたのは午前3時頃。

松山市内通過
松山市内通過

夜が明け掛かる頃、松山と今治の間にある道の駅 風和里に立ち寄り、しばし休憩。
ちょっとウトウトしかけたところに人の声で目が覚めた。女性1名を含む4人の若いサイクリストが集まってた。
今からしまなみ方面に行くようだが、午前5時集合って尾道往復を目論んでんのかな?

5時17分
薄っすらと明け行く朝焼けの瀬戸内海。

今治方面へと...
今治方面へと…

相変わらず調子はいい。ただ左手のシビレ感はいよいよ半端なくなってきている。

5時43分
PC9ローソン菊間町店到着。ここまで893キロ。
ここのクローズ時刻は3時38分だったので、やはり2時間以上遅れている。
まぁ、今さらどう言うことも無いんだけれどね。

6時
太陽石油の製油所前を通過。

製油所
製油所

タンクローリーが多数出発していた。

6時50分
そしてようやくしまなみ海道のたもとまで来た。遂に四国に別れを告げる時がきた

さらば四国
さらば四国

しまなみ全線は70キロちょっとよね。
もはやDNFの身としては、めんどくさ感あふれるが、まぁココ通らないと帰れないから仕方ないよね。

しまなみ海道、復路
しまなみ海道、復路

途中、どっかの草地で横になって寝てた瞬間があったような記憶がある。
時間も計ってないので、何分寝たのかすら分からない。

その後、しまなみ海道を渡りきり、尾道から三原方面に向けてラストの走り。
三原市街地ではオンルートから逸れて、ブルーラインで走っちゃったりしてたな。
そーゆー終盤の気の抜き方がダメなんじゃないか!!>自分

12時38分
ゴール地点、三原須波のローソン到着。長かったぁ~…
ここのクローズ時刻が13時なので、クローズ時刻には間に合ったね(笑)
まぁ、何ともならん訳ですが。

DNFなんで、ブルベカードの投函もなく、今でも手元にカードありますが、何か。

今回の総走行距離は

総 走行距離
総 走行距離

1071.7km。

やぁ~、何かひとりだけみんなより沢山走っちゃって申し訳ないなぁ~(笑)
DNFになったけど、悔いは無いよ。
誰よりも沢山走ったので、逆に満足感すらある

え?

負け惜しみに聞こえる?
あははは…

まぁ、認定逃したけど悔いは無いね。
9月に全く同じルートで1000kが開催されるけど、リベンジする気は全く無いね。
来年以降、違うルートでの1000kがあるならリベンジしてみたいとは思うよ。

自分の目指すものは、

1分1秒でも長く自転車に乗っていたい

これは昔から言ってることだから。

1000キロ75時間の自転車遊び。これにて終了~。
呉のもう一人の参加者さんと一緒にクルマで帰ってきました。

やぁ~1070キロ。
直線距離だと、自宅から本州最北端・下北半島あたりまで行く距離だ。
走った走った。
しかしそう思うと、ひらまつさん達BAJ2400のメンバーは、この倍以上もの距離を走った訳か…信じられん。
何て気持ちのいい奴らなんだ…

さて、次は5月15日、石見グランフォンド200k。
えこにん追悼の走りをしてくるよ。

BRM430須波1000k 参加れぽ(2)

Part1よりつづき。

足摺岬を離れ、宿毛(すくも)を経て宇和島の方へ向かいます。
四国の左下から左上の方向に向かう感じですかね。

途中、こんな郵便局がありました。

郵便局
郵便局

ちょっとピンぼけってますが…
ここの局名が…

嵐 郵便局
嵐 郵便局

嵐 郵便局(笑)

5月7日、8日と広島グリーンアリーナでツアーやるらしいですね。嵐。

地名が嵐!!
地名が嵐!!

嵐が多い地域なのでしょうか…ね。

キューシート85番の交差点。”変則╋字路”と書かれている。
右折困難につき、路面標示の指示に従い横断陸橋を渡る。

陸橋渡る
陸橋渡る

さて、この辺りで18時だ。電話せねば。
2日目の夜となる今夜は宿に泊まる手はずをとってある。

泊まるのは愛媛県北宇和郡鬼北町 ON&OFFさん
何て言うのだろ。オートバイ乗りのための宿? ライダーハウス??

今回の1,000kにエントリーするに際し、どこかで宿泊を考えた場合、600キロ界隈=宇和島界隈での宿が妥当かと思い探してたら、ON&OFFさんを発見。FBにアカウントあるので、連絡とりまして『何時に到着できるか分かりませんが、素泊まり、風呂、布団だけ貸してください』とお願いしておいた。
で、到着が何時になるか、18時の時点で電話するとの約束だったのよね。

18時の時点での現在地は宇和島の10キロ手前、津島と言うところにいた。
9時か10時には到着すると思います。

さて、10キロほど走って宇和島到着。PC6だ。
ここでの通過チェックは『ジョイフル宇和島並松店(又は約130m先のローソン宇和島中沢店いずれでもよい。)』となっている。コンビニ食ばかりなので、少しはちゃんとしたもの食べたいのでジョイフルに入ろう。

ここのジョイフル、以前のブルベでもお世話になったな。
ハンバーグ定食っぽいヤツそそくさ食べて、レシート時刻19時11分。さて行こうか。

次のPC7 道の駅 日吉夢産地 が37キロ先で、リミットが日が変わった2時47分。微妙な時間制限だな…
PC7の通過証明はポイントとなる時計台を写真撮影し、掲示板に画像UPするのが証明とのこと。

宿泊予定のON&OFFさんは、そのPC7の9キロ手前なのよね…。
う~ん…
ならば先にPC7に行き、掲示板にUPしてから宿に入る方がゆっくりできる。

ってことで、ON&OFFさんの前を通り過ぎ、先にPC7 道の駅 日吉夢産地に向かう。
撮影ポイントの時計台の前にMadoneを置き、写真撮る。

通過証明
通過証明

撮影時刻19時13分。
これを連絡用掲示板にUPする訳だが、上手く出来ない。う~ん、もどかしい…
とりあえず、書き込みだけしてゴール後対処とさせて頂くか。

さて猛ダッシュで9キロ戻り、今夜の宿ON&OFFさん到着。
今夜はオートバイのお客さん13人宿泊とのこと、無理言って泊めて頂き申し訳ない。

シャワーを浴び、洗濯機をお借りしジャージを洗い、寝る。
明日の起床は5時にアラームセット。23時前には寝たと思う。

あっと言う間にアラームが鳴って起床!!

あぁ~、良く寝た。やっぱり布団で寝るのはサイコーだ。
長距離ブルベやると、いつも布団の有難さと、自動車の素晴らしさを再認識するよね(笑)
そそくさと準備し、外へ出る。夜は既にあけている。
管理人さんに「朝は早い時間なので黙って出ます」と告げておいた。

ON&OFFさん(感謝!!
ON&OFFさん(感謝!!

オートバイの人がおられたのでしばし談笑。
そして、管理人さんの有難い心遣いがハンドルの上に置いてあった。

バナナ(感謝!!
バナナ(感謝!!

バナナ1本。この後、有難い朝食となる。
お世話になりました。大変助かりました。ありがとうございました。

さて、3日目スタートしますか。
川沿いの緩やかな道を登って行く。ここは昨晩も通ったハズの道だ。

3日目スタート
3日目スタート

今日の最大のヤマ場は四国カルスト 天狗高原への登坂。標高1,500メートルほどの場所への登坂だ。これは過去ブルベでも最高の標高である。どんな坂道なんだろうか、楽しみだ。

9キロ走って、PC7の道の駅 日吉夢産地を再訪。

再訪
再訪

ここで、2人の参加者さんに遭遇。
お二方ともあまり寝れてないとのこと…お疲れ様です。

あ、

あ、忘れ物...
あ、忘れ物…

反射ベストの忘れ物が…(汗;

さて…

コワヒ...
コワヒ…

怖い顔のケイカンさんに朝のご挨拶。

順次坂道を登って行きまして…。梼原、津野へと至る。
まぁ寝たんで楽なモンです。

雲の上界隈
雲の上界隈

ここら界隈、雲の上の○○ってキャッチで売っているようですな。

で、愛媛、高知の山沿いの道で見かけて気になってるものが、ここにもあります。

気になる木箱
気になる木箱

小さな木箱が道路脇のちょっと高い位置に置かれています。上にトタンが置かれ、重しのように石が載せられてます。お地蔵さん的な雰囲気ですが、何かちょっと違う。
結構あちこちに沢山あるんだが、これはいったい…

さて、いよいよ天狗高原に向けて最も過酷な坂道の始まりです。

いよいよ天狗高原へと
いよいよ天狗高原へと

ここから天狗高原に向けて約10キロが最も斜度があるエリア。斜度は8%ほどってとこかな?
こんな細い道をゆっくりと登って行く。

キツい
キツい

途中にあった案内看板が人を馬鹿にしてる(笑)

まだ先って!!
まだ先って!!

天狗荘 まだ先

まだ先って…w
そりゃまだ先だろうよ。

この後、天狗荘まであと3キロって看板が出現。
そして2km…長いな。

あと2km
あと2km

まぁ、39×25で足を着くこともないので、登れるっちゃ登れるんだがね。
過去最もキツかった登坂は、羅漢の山頂にしんちさんと登った時の、あのラストの登りかな。アレはキツかった。16-18%くらいじゃなかろうか。

天狗荘まであと少しと言うラストの急こう配で、背後にぴったりと無言で付いてきてた日本一周系の若者達がブチ抜いてった。

日本一周系サイクリスト
日本一周系サイクリスト

そんなこんなでの10時ちょうど。天狗荘到着。
よく登りきりました。ハイ。655キロ地点。

天狗荘 到着
天狗荘 到着

上の画像で、アスファルトに白線が引いてあるのが見えるだろうか?

県境
県境

県境ですな。天狗荘の住所はどちらの県だろか、
あ、入口のある高知県のようですな。

県境と言えばお約束のこちら…

お約束
お約束

オートバイで登ってきた人たちがやってたのを真似てみた次第です。

さて、天狗荘の裏手にあるこの案内看板に到着クイズの答えが隠されているのでメモメモ。

クイズポイント
クイズポイント

さぁ~、到着確定したのでちょっと休憩しましょうぞ。
振り向けば四国の山々が遙か遠くまで見渡せてとてもいい景色だ。
晴れてて良かったぁ~。

天狗高原からの眺め
天狗高原からの眺め

ボトルの水も売り切れてたので、水分入れとこ。
ここの自販機がサイコーでファンタ・オレンジがあった。これ好きなんだ。

オレンジ
オレンジ

ソフトクリームなんかもあったんだが、この先のことを考えるとオナカが冷えそうなので自主規制しとこ。

さて、長居は禁物。急ぐ旅なので先に行きましょう。
登って来た道とは違うルートで天狗高原を縦走する感じです。

広島人にすれば、この光景は秋吉台を一番に連想するとこですが、あちらは広い高原のイメージですが、こちらは切り立った山の嶺づたいと言ったところでしょうか。平野部があんまりありません。

牛がいました。

最初の頃は珍しくて撮影してましたが、行っても行っても牛がいました。

至近距離
至近距離

レア感が無かったです。ハイ。

風力発電
風力発電

素敵な時間と言うものは、いつもあっと言う間に過ぎ行くものです。
天狗高原には、急激な下り坂で下って分かれます。

距離3キロの長い長い地芳トンネル(愛媛と高知の県境)の入口にあった表示が

エンカルw
エンカルw

エンカルw
塩化カルシウム=融雪剤よね。ストレートな表現がなかなか乙。

トンネルを抜けると、そこは愛媛県。
松山の文字が見えはじめると、心理的には終盤に入ったイメージが湧いてくる。

愛媛・松山
愛媛・松山

しかしまだ300キロ以上あるんだが…。

この付近で見かけたバス停…

ごうかく駅
ごうかく駅

お守りは売って無かったです。

山深い
山深い

そして、こんなのがあったので立ち寄る。

福地蔵の湧水
福地蔵の湧水

湧き水汲み放題。

福地蔵の湧水
福地蔵の湧水

急ぐ旅だがちょっと立ち寄り、タイムリーに空になったボトルを満たす。
この水、とてもまろやかな味。軟水でいいわ。いくらでも飲めそうだ。

集落
集落

下って下って、半ループの橋を渡り、ここまでで688キロ。

半ループ橋
半ループ橋

時刻はちょうどお昼だ。
松山52kmの表示がある。

松山近し
松山近し

この「帰った感」に陥る自分が、このあと大変になる自分の引き金になってようとは…

そんなことはつゆ知らず、ひとときの観光気分に浸る。この界隈の景色がとてもキレイだったから。

吊り橋
吊り橋
新緑
新緑
おぉ~
おぉ~

切り立った岩肌に蛇行する川。久万高原町の仕出と言う場所だ。とっても景色の良いところでつかの間癒される。

しかし、天狗高原を下って以降、問題が起きていた。
左手の指にシビレ感がある。フロントのシフターをインナーからアウターに上げることすらままならない状況だ。
チカラが入らない。仕方ないので、シフターの前に手を回して指4本でよいしょと動かす。

12時50分
通過チェックポイントである”道の駅みかわ”到着。ここまで696キロ。ようやく7割方か…

通過チェック4 道の駅みかわ
通過チェック4 道の駅みかわ

実は、ここまで食事らしい食事は摂ってない。
ON&OFFさんで頂いたバナナ1本と、持参してるようかん1つのみ。

ここの道の駅まで来れば、何か食べることができるだろうとの期待で空腹を抱えてやって来たが、まさかの

店休日

おい。
道の駅が連休中に休みって何だよ!! あり得んし。

そうそう、クイズの答えも忘れずに探しとこう。

クイズ
クイズ

あぁ…
缶コーヒーでも飲んで気を紛らわすか…

ここまで696キロ
ここまで696キロ

で、ココでゆっくりくつろいでるランドヌーズがおられる。
話を聞くと、DNFだと言われている。

落車してメカトラに遭ったとのこと。
お怪我は無いとのことで何よりなんだけど…

駆動系トラブルの方
駆動系トラブルの方

リアディレーラのワイヤーが切れてて、チェーンもひとコマ分の内側のプレートが外れている。

11sのリンクがあればフィックスにして走れるんだけど…

あ、ソレ持ってます。
チェーン切りもありますが…。

リンクはプレゼントしますし、もし良ければ修理のお手伝いもやぶさかでないですが…。
また丁度いいタイミングで、撮影隊のBrothers-Kがやって来ましてワイガヤ言いながら修理です。
左手が麻痺してんので、Brothers-Kにも沢山手伝ってもらいました。

固定化完了
固定化完了

あ、撮影隊と言えば、スタート時点で海上でドローンが飛んでたんだけど、あれを飛ばしてたのがBrothers-Kだったんだと後で聞いた。

そしてスタート地点の様子や、ここの地点での修理の様子などをまとめた動画がYouTubeにUPされている
す、素晴らしい…
ブルベ走行の様子をドローンで撮影してるのは、恐らくは日本初!?
海や、橋の景色がとってもきれいだし。ラストのランドヌーズの様子が何ともいい。

さて、話が逸れましたが、リンク修理した女性と一緒におられた男性は旦那さん。ご夫婦だったんだ。
リアがTOPで固定されてるのもツライので”H側”のネジ回して、TOP側から3枚目に固定。
フロントは壊れてないので、インナーとアウターに変速は可能。
これで行けるとこまで行くしかないっしょ。

ってことで、撮影隊に見送られて3人で再スタート。

お遍路さんと...
お遍路さんと…

しかし…

おーぃ...
おーぃ…

TOP側3枚目に固定されたギアでの登坂が、自分より早いのは…つらい(笑)

しかし、食事にありつけない状況は変わってない。

737キロ。キューシート106番のコマのところに道の駅があった。
ここなら何かまともな食事にありつけそうだ。

15時20分
道の駅 内子フレッシュパーク からり

食べ物屋さんは幾つかあるが、早そうなハンバーガーにしとこ。内子豚もろみ焼バーガー。

やっとのご馳走
やっとのご馳走

このハンバーガーがめちゃくちゃ美味しいんだ。
ソースが味噌ベースで、柔らかいお肉や野菜がたっぷり。パンも柔らかくて美味しい。

が、味噌ベースのソースがサラサラでこぼれるんだ。
レーパンに付いて、まるで オナカの調子が悪い時にう○こ漏らしたみたいに…(汗;

さて、ようやくオナカも満たされたので、終盤行きますか。
そしてこの直後、DNFの原因となる大きなミスをやらかしてしまうのだった。

つづく。

BRM430須波1000k 参加れぽ(1)

行ってきました、参加してきました、DNFブッこいてきましたBRM430須波1000k。
いつも通りの詳細れぽ、何回かに分けてお送りしましょう。

スタートは2016年4月30日(土) am10:00
場所は三原須波海浜公園。呉からはちょっと遠くて1時間では行けない場所。

同じく呉から参加する方をピックアップして現地に向かう。

集結中
集結中

集合時間の9時をちょっと過ぎてしまいつつ到着すると、既に多くの参加者がスタート今遅しと待ち構えていた。
その集団の中に、どこか見慣れた風貌のオトコが…

あ!! カツオ氏
あ!! カツオ氏

何と!!
部のかつお氏じゃんか!!

え、エントリーリストに名前無かったけど、偽名でエントリーしてた?
ってか、反射ベスト着ないと車検通んないよ??
何だよぉ~水くさいなぁ~、中学時代からの付き合いじゃないか。言ってくれればなんだって手伝うのにぃ~w

え?
お見送り??

出走しないの?
何だぁ~、わざわざ来てくれたん♪
え、オマエを見送りにじゃなくて、もう一人の方の激励??
あ、あぁぁぁ…そうね。

この後の須波港発のフェリーでしまなみに先回りするとのこと、この後どっかで逢えるかな?
行ってらっしゃい。再見!!

彼のは前二輪のトライク型リカンベントだが、二輪のリカンベントで参加される方もいた。

リカンベントも
リカンベントも

おぉ~。このサドルバッグ(って言っていいのか)が巨大で便利そうだ。
立ち漕ぎできないので登坂はキツイが、平地と下りは恐ろしく速いと聞いたことがある。

共に頑張りましょうぞ!!

皆さん受付手続き~車検を順次済ませる。すっかり出遅れた自分も受付させて頂く。
いつものAJ広島スタッフの○西さん、今回もありがとうございます。

車検の後、
今回初となるモノの装着が義務付けられた。

緊急連絡先カード
緊急連絡先カード

車体の見えやすいところに取り付ける緊急連絡先カードだ。
裏面に自分以外の身内の人への連絡先電話番号を書いて、結束バンドで固定する。

万一。本当に万一、どこかで行き倒れになった際のための対応だね。
そうあってはならないことだが、主宰の心遣いがありがたい。

そんなこんなの盛り上がりの中、テンション上がった参加者の中には、こんな暴走が…

撮影会w
撮影会w

股間に当てがわれているのは天狗のお面(汗;
リキさん隣で苦笑い…的な。

さて、9時半になったのでAJ広島代表氏によるブリーフィングが始まる。

ブリーフィング
ブリーフィング

参加の皆さん、それぞれに真剣です。

さて10時。
順次スタートしましょうか。こちら段取りに手間取り、ほぼ最後尾スタート。
まぁ、いいんです5分や10分。この先は75時間もあるんだから。

しまなみ橋
しまなみ橋

しまなみの島々橋々は、今日もいつも通りの素敵な景色を愉しましてくれる。
ゴールデンウィークと言うこともありレンタサイクルの人出が膨大で、まるで出雲路センチュリーライド的な雰囲気だ。

で、今回私らの1000kと同時開催されている他のロングライドイベントが四国で2つあり、オダックス近畿主催の600キロと、埼玉主催のBAJ2400。BAJ2400は九州から北海道までの2400キロを走破する、1000k参加者ですら信じられない距離だ。これらの参加者に遭遇する可能性があると予告されてたが、BAJ2400参加者にしまなみ海道のあちこちで離合することが何度もあった。

互いにブルベの人は、見て分かるじゃない。分かった瞬間に、互いに「オーッ!」とか「頑張りましょう!!」とか離合する瞬間に声を掛け合い、相互に元気をもらうんだ。
そんな中、神戸のタンデム夫妻のお顔も拝見しましたし、ひらまつさんご一行とは橋の上でハイタッチで互いの検討を誓い合いました。
やはり、PBPに出るような人たちばかりだわ…ホント、お気をつけて日本縦断愉しんでください。

さてこちらは、
しまなみはもう何度となく通っているので、これと言って目新しいものもなく淡々と走っておりますと、前方に…

発見!!
発見!!

おった!
かつお氏発見!!

なかなか出逢わないので、どこまで行ってンのかと思ってたが、かなり愛媛寄りの島で遭遇。

後方から声を掛ける

こんにちワァ~、珍しい自転車ですねぇ~(笑)

まぁ、あれこれ話しまして互いのこれから先の愉しいライドを誓いつつそれぞれの道を行く。

Photo by かつお
Photo by かつお

その後も道なりにに走りまして四国到着。
2年前の1000kの時と似たようなルートを走る。

ドンドビ再び!!
ドンドビ再び!!

そうそう。特徴的な名前の交差点、ドンドビ交差点は今回も右折でヨロシク。

そして四国のどこまでもまっすぐな道と、遠くに見える四国連山と青い空は出走45名のランドヌール・ランドヌーズをにこやかに迎えてくれているような気がした。

いかにも四国らしい道、再び
いかにも四国らしい道、再び

そうそう。2年前はココのコンビニの交差点を右折して、山を登ってたよね。

ここで曲がったよな
ここで曲がったよな

あの時は比較的に「わかりやすいルート」だったが、今回のルートはちょっと分かりづらいルートだ。

17時16分
最初のPC、ミニストップ新居浜市北内町店到着。ここまで144キロ。
既に多くの参加者さん到着済み。

PC1 到着
PC1 到着

ここでの参加者同士の会話で多いのが、意外と疲れるってこと。かな。
暑いんだ。
まだ4月。カラダが暑さ慣れしてないせいだろうと思う。
自分も、なんだかしんどい。熱があるのか?と一瞬思った時すらあった。ピッチが乗ってこない。

ここのPCクローズ時刻は19時36分。自分の中での到着予測時刻が17時。なかなかいい時間に到着できている。
このコンビニの後からは、いよいよ山岳ルートに入る訳で、途中の補給ポイントが無いとの事前アナウンスあったので、皆さんそれぞれに補給を食べたり収納してたりする。
さて、行きますか。

18時
鹿森ダムと言うダムへと至る道はループ橋になっていた。

ループ橋
ループ橋

夕闇迫りつつある森の中、ゆっくり大きく弧を描きつつ登って行く。クルマの通行量は少ない。聞こえるのは川の水の音ばかり。

渓谷
渓谷

こんな景色のところだから、道の斜度もそれなりにあるよね。
でもまぁまだ序盤と言うこともあり、そんなに苦も無く登ってく。

ダムを過ぎたとこにある霞トンネル。

霞トンネル
霞トンネル

自転車用のブルーライン引かれてるし、横には地元ゆるキャラ・みきゃんが自転車に乗ってる。
地元のサイクリストも良く通るルートなんかな?

ここから先のルート上で幾つものトンネルを通過した訳だが、車道を走行すべきか、歩道を通るべきか悩むシーンが多かった。上の画像のようなトンネルだと、自転車が通れる歩道は反対側車線にある訳でいちいち渡らなければならない。トンネルの中が登坂なのかどうか、トンネルの長さ(距離)はどの程度なのか、クルマの交通量は多いかどうか、自分の疲れ具合と車速etc…それらTPOを勘案し、車道を行くか歩道に上るかはその時々で選んでトンネルは抜けた。

ってか、四国のドライバーは申し訳ない程に自転車に対して距離をあけて追い抜いてくれるよね。
対向車線にクルマがある時は追い抜くタイミングを後方で待っててくれて、追い抜く段になると思いっきり右側にはみ出て抜いてくれる。
有難いんだが、逆に申し訳ない気すらしてくる。広島のドライバーに見せてやりたい程だよ。

18時半
山に登ってる途中だが、気温が低下してきつつあるのでウェアを着替えようか。下の画像は着替える前の夏ウェア状態のもの。

本日のこなき
本日のこなき

冬用ウェアは本当の真冬用でパールイズミの5度対応のモノ。厚手でかさ張るんだ。小袋に入れてんだが、まるで「まくら」のようになっている。重くはないんだが、かさ張るんで出来れば持って来たく無いんだが、夜間の気温低下を考えた場合、どうしても持って行かないと言う判断が出来なかった。
だが、やはり持って来て良かった。この先、厳しい寒さを迎えることになったから。

遠くに見えている頂は夕やけで赤く染まっている。

夕闇せまる
夕闇せまる

前を行くランドヌールと少し距離を開けつつ、淡々と山を登って行く。

19時半
いよいよ「夜」になった。

初夜
初夜

街灯は少なく、真っ暗な中をひとり走っている。
追い抜いて行くクルマも少ない。

さっきの鹿森ダム辺りの標高は200mほどだが、この先目指す頂の標高は1,000m程の大永山と言う山を目指している。こちらとか見ると、ヒルクライムのルートにも設定されているようですな。平均斜度はさほどでもないが標高差は凄い。そこをこの時期の夜に登る訳で、そりゃ冷えるわな。

20時半
峠は大永山トンネルの入口で、峠をあっという間に通り過ぎ、標高400mほどのところまで下山したところが最初のクイズポイント。富郷ダムの管理事務所のところにある、税金の無駄遣い系モニュメント。

モニュメント
モニュメント

昼間見るとこんなんだね。
ここのクイズを記して先を目指す。

22時半
徳島県の三好市に入る。

三好市
三好市

ここまでの走行距離は200kmほど。
ダムのクイズポイントを過ぎて以降、闇の中の単独走はずっと続いている。

雨は降ってない。これはかなり幸せなことだ。だが、気温の低下が激しい。
持っているウェアを全て着込む。先ほど着替えた真冬用ウェアの上に更にモンベルのゴアテックスレインも重ね着。
グローブも夏用の指切りのものから、冬用の防風タイプのものを装着済みだし、シューズにはつま先の冷えを防ぐトゥカバーも装着済みだ。完全に真冬の装備。

これでもし雨だったら大変なことになってた。
PC2のセブンイレブン三好大歩危店を目指して一行は寒空の下走っている。

PC2の場所は238キロ地点。さっきのクイズポイントが184キロ。
この50キロほどの区間が実は今回のルート上で最も過酷だった。

ルートラボで見ても特段に厳しい標高差でも何でもない。
こなきの場合、PC2到着時刻は23時27分。ダムのクイズポイントから3時間ほどにしか過ぎないんだが、ここまでの道のりは果てしなく長く感じられた。

このことは多くの参加者も感じられたであろう。この地点でのDNF宣言者が多いように聞いている。
しかし、この地点でDNFってのもなかなか難しいんじゃなかったかな?どうやって、その後を帰るかだ。
運良く近くの宿が飛び込みで取れればいいけれど、電車の始発まで極寒の中一晩明かすにはどうするか。
先に進むのも来た道を戻るのもまた寒さがツラい。この辺りは、この地点でのDNF経験者の話を聞いてみたいところだ。

こなきの場合は最悪の寒さを想定した装備を持ってきてたから良かった。
過去のブログで「寒さには強い」みたいに書いていた時期もあったかとは思うが、もう何度も厳しい寒さを経験してきて以降、寒さに対しては「怖さ」を抱くようになってて、どうにも楽観的には考えられなくなってしまっている。

PC2のセブンイレブン三好大歩危店の店先でカップ麺を食べ、僅かでも暖まる。
ここで滞在しても冷えるばかりなので、先を急ごう。

夜が明けつつあるのは午前4時半ほどだったかな?

5時03分
PC3であるローソン 仁淀川町大崎店に到着。ここまで330キロ。
PC2からは91キロほどだ。
PC2~PC3の区間がどうだったか、今となっては記憶にない。
渇水の時期によくニュースで聞いていた高知の早明浦ダム近くを通ったような記憶はある。その後で標高500mほどの峠も通っているようだが、現時点で既に覚えてない。
おなかは特段に空いてないので、サンドイッチ食べてドリンク買って次へ行こう。

スタート後の界隈、山の急な斜面に家がへばりつくように立っている。

2日目、朝がきた
2日目、朝がきた

6時すぎ
畜産試験場(?)っぽい施設の脇を通る。牧場の香りが少しした後、山手の斜面に何かがいる。

畜産試験場か何か
畜産試験場か何か

よく見ると牛だ。

牛が...
牛が…

地面には白い岩が幾つかあり、カルストっぽい。
放牧されてる牛はジャージー種っぽい。気持ちよさそうに草を食んでいる。

7時すぎ
不思議なお店の前通過。

どうしてここで琵琶湖!?
どうしてここで琵琶湖!?

その直後、左手に海が見えてきた。太平洋だ。
いま自分たちは、四国の左下、足摺岬方面を目指して走っている。

太平洋みえた
太平洋みえた

あ、そうそう。四国と言えばお遍路さん。
連休中と云うこともありだろうが、お遍路さん沢山いました。

お遍路さん
お遍路さん

歩いてる人は中年以降のイメージあるけれど、若い人も意外と多くいましたね。
あと、多いのは大型バイク。後ろに沢山の荷物を縛り付けて豪快に走り去ってました。
次に多いのが、他府県ナンバーの車。関東圏、関西圏ナンバーの高級系外車の運転は…。

土佐久礼と言う地を過ぎますと急な登坂が待ってました。

登坂 登坂
登坂 登坂

ここの坂の名前が…

妙な親近感
妙な親近感

いや、特に意味はないです。

その後、四万十の方を通ります。

四万十
四万十

暑くなってきたので冬用ウェアを脱ぎ、夏用ジャージに着替えて再スタート。
ここら界隈、カワウソが有名なん?

カワウソ?
カワウソ?

10時58分
PC4のローソン四万十竹島店到着。ここまで438キロ。
調子はいい。が、画像を撮ってない辺りやはり眠気にヤラレてんだろう。

実際、ほぼ寝てない。
夜間走行中のどっかの地点で、バス停でちょっと休憩はした。
田舎のバス停って、ちょっとした小屋っぽくなっててベンチが壁に囲われてるバス停があるじゃない。
ああゆうの、ランドヌールには人気なのよね。実際、真夜中のそのテのバス停には、休憩してるのを良く見る。

この夜、こなきもどこかのバス停でちょっと休憩したが、寒さで20分も居ることができなかった。
エマージェンシーシートも持って来てはいるが、あんまり使いたくない。アレは一度広げると、収納することが不可能だからね。

ここのローソンで弁当食べたんだが、店先で20分ほど意識を失ってた。
よって、最初の夜の睡眠時間は合わせて40分ほど。
眠くないか?大丈夫か?
って良く聞かれますが、初夜だと大概は平気なモンです。

僅かな仮眠明けで、PC4のローソン四万十竹島店を出発。
その横を流れる川が、あの四万十川です。

四万十川
四万十川

清流四万十川って良く言われますが、それは上流の方の話でしょう。
ここ河口付近は普通の川でした。

12時半ころ
足摺岬が近づいてきたようだ。

ぅわぁ~! 海きれい!!
ぅわぁ~! 海きれい!!

岩がゴツゴツしてる海岸線。
海の水の色は透き通ってとてもキレイだ。

足摺岬
足摺岬

岬の先っちょに灯台があるのが見える。

足摺岬
足摺岬

ここまで約450キロ。
全工程のまだ半分も走ってない。先は長いな…

Part2へつづく

1,000キロ たのしんできます(^^)/

やっと準備できました。

1000k装備
1000k装備

何やかんや悩んで時間掛かった…
新しいバッグも先日手に入れたんだが、いきなり1000に登用するのは不安大なので、過去実績のあるバッグに落ち着いた次第。

雨は降らない様子…ヨシヨシ.
しかし、気温が…

160429-2

夜と昼の気温差がスゴイ。
この気温差が装備を悩ませる最大の原因だったのよね…

さて、明日は朝10時スタート。
頑張りません。頑張るのは仕事だけで十分だから。

めいっぱい楽しんできます(^^)/

1000kコマ図製作

来週となったBRM430須波1000km
まだまだ先だと思ってたのに、気がつけばもう来週か。

準備しなきゃ
テンション上げてかなきゃ
自分。

いちばん時間が掛かるのがコマ図製作。

コマ図
コマ図

1000kmともなると、コマの数も多くて179コマもある。
長いな…

えぇい!!
もうしまなみ海道は端折っちゃえ。

もう今さらコマ図見なくてもサンライズ糸山までは行けるでしょ。

ってことで上の画像のようにしまなみ部分の40コマほどは省略。

それでも、この長さ…

犬

犬が不思議そうにこちらを見てますが…(笑)

しかし気になるのは寒さだわ。
夜がどの程度冷え込むかな…



寒いこと必至だよなぁ~…。
去年10月DNFの状況再来を想定してみる。あの時、どんな装備だったらDNFにならずに済んだか。

さて、持ち物用意しよう。

GAUDI計画(その2)

以前の記事でGAUDI計画が勃発したことは書いたが、その後…
経済的理由もあって進展は無かった…。

GAUDI
GAUDI

リムの次に買うモノ。
ってか、リムよりも値が張るモノと言えば、ハブ。

ハブも色んなのがある。
回転がとてもいいものも、ヘンタイ度が高いのも、カラーも、穴数も。
悩みしろいっぱい。

で、初の手組なのにこの男がオカムラさんに注文したハブがこちら…

でらえーす
でらえーす

あぁぁぁ…………
遂にDura-Aceにを出してしまった…。

そう。デュラ。言わずと知れたレーシンググレード。
本来、レースやらないなら縁遠いモノ。
お値段も(庶民にとっては)かなりイイ。

HB-9000 & FH-9000
HB-9000 & FH-9000

Duraは自分には関係ない存在だと長年思ってきた。
Duraのディレーラ、Duraのクランク、Duraのブレーキ…
レースの首位争いで0.5秒を競うような人なら必要だが、ブルベやる程度では過剰装備だ。
その考えは今でも変わってない。

だが…
先日の大島ラーメンライドの時、からあげ団のたなちゃんが組んでたホイールにDuraのハブが入ってたのよ。
そしたらさ、

バカみたいに廻る

訳だよ。
あぁ…Duraってこんなに廻るんだ…。
そーだよな、Duraだもの。レーシンググレードだもの…。

ってことで知ってしまったからには物欲沼に溺れる訳で…

下世話な話、カネのこと言うと、
おおよそ世間の九分九厘の人からすれば、たった前輪の軸だけでママチャリ1台分と同じくらいの値段するなんてのは全く理解されない世界よね。やっぱり。

ソコに快くカネ出してくれる奥さんにはやっぱりアタマが上りません。

HB-9000重量
HB-9000重量

前は28穴。
まぁ、1グラム100円ほどって理解でヨロシク。

FH-9000重量
FH-9000重量

リアもほぼそんなトコだね。32穴。

ちなみに、フロントクリックは61g、リアクイックは65gですわ。

さぁて、GAUDI計画はリムとハブが揃った。
次はスポークだな。

どのスポークを使おうか。
どんなあや(取り方)で組もうか。
ニップルはどれにしよう。
ってか、スポーク長計算しなきゃ。

完成まではまだまだ道のりは遠い。
GAUDI…
年内完成は危ぶまれる

 

のか?

あの事故から7年…

この時期になると毎年思い出す。7年前の4月。痛ましい事故があった。

小学校に入学間もない児童が市営バスにはねられ亡くなると言う事故。
過去記事こちら

ウチは小学校の近所なんでその後の様子なんかも日々見てきたが、毎朝挨拶を交わす先生がおられる。

校長さんだか教頭さんだかは知らないけれど、白石方面から到着する通学バスを学校前のバス停で待っておられ、バスが到着すると子ども達を学校に導き入れる案内をされておられる。
毎日毎日。

ご苦労さまです。

あの事故は一瞬にして全国放送のTVで流れたが、その後、そんな事故があったと言うことを覚えてる人が果たしてどのくらい居るだろうか。
子どもの安全を日々見守る活動はその後継続されており、あの辛い教訓が今日に生かされていると言うことはとても大切なことだと思う。

大変でしょうが、これからもよろしくお願いします。

そんな春先の先日、普段は停まらない場所にバスが停まっているのを見かけた。

練習
練習

西側校門に横付けされてるバス。今は市営ではなくなったけれど。

遠巻きに見たところ、どうやら子ども達がバスに乗り降りする練習をしているように見えた。
(見えただけ。実際のところは不明)

大切なことだよね。
あの教訓が生かされてる証拠だよね。

色々ある世の中だけれど、ちょっと、いいな。って思った。

Let’s 安蔵寺

今年も案内が届きました。

安蔵寺山HC
安蔵寺山HC

安蔵寺山ヒルクライムの参加案内。yoshiさん、いつもありがとうございます。

今年は6月19日か…
ブルベとはバッティングしてないな。

梅雨真っただ中だけどw

エントリーして、おカネも振り込みました。

何年ぶりだろ…
過去のブログを掘り起こしてみると、前回参加してたのは2012年なんだ。
4年ぶりかぁ~…(遠い目

yoshiさん、久しぶりにお世話になります!!

あ、ちなみにエントリーは年齢別クラスのDにエントリーしましたですよ。
もう48なんで、順位的にも後ろから2割あたりのポジションでフィニッシュできればいいかな。

とびしま海道、久しぶりッ!!

4月9日(土)
とある用事があって朝から西風新都へ。
店長お世話になります。引き続きよろしくお願いしますね。

午後、
空き時間が出来たので久しぶりにとびしま方面でも走りに行ってみるかな。

家を出たのは14時頃かな。
いつも通りに蒲刈方面を目指し、下蒲刈のパヴェを過ぎたところで見た光景が…

おーまいがッ!!
おーまいがッ!!

蒲刈大橋下のヤマザキショップが閉店してたorz
店頭の自販機も、みんなでくつろいでたベンチも、バイクハンガーも無くなってた…

まさに

【悲報】

ですよ。
おいおいィ~…

引き続き愛媛県方面に向けて走っておりますと、豊のYショップまで、あと○.○キロって看板が白スプレーで塗り潰されてたんで、やーな予感しつつ現地到着しますと…

おーまいがッ!!
おーまいがッ!!

おいおい、ココもかよ…
ここなんて、JA広島ゆたか山崎支所がやってた正にヤマザキにうってつけの店舗だったのに。

ってか、とびしま海道のほぼ中間地点に位置するコンビニなので、補給ポイントとして非常に重宝してたのに…
毎年恒例のヤマザキ春のパンまつりの開催期間中だったのに、シールを集めてた人はどうしてくれんだ!!

…みたいな。

まぁ、惜しんでも仕方ないですわなぁ~。
商売、喰えなけりゃ続けられんですものなぁ~…

追記訂正:画像を良く良くみると、右側の看板に「定休日:土曜日、日曜日、祝日 営業時間:8:00-13:00 14:00-17:00」って書いてある。事実上、サイクリストは使えないorz

県境越境
県境越境

その後、いつものように愛媛県まで行きまして、帰路は島の裏をまわり…

帰路
帰路

気温は19度ほど。風もぼちぼちな感じで調子良く走れます。

そう言えば、ヤマザキショップはもう1つあったな…
と、思いつつ通過しますと…

かろうじて…
かろうじて…

ここのヤマザキは営業継続中でした。
でもココって日祝はお休みじゃなかったかな…?(うる覚え)

最後に下蒲刈も周回したかったんだが、17時を過ぎて肌寒くなってきてしまい、ショートジャージの上下で来てしまったことを悔やみつつ本土へショートカット。

結局100キロほどのライド。

本日の感想:
愛車Madone5とは2年半ほどの付き合いになるが、ようやく人馬一体感を感じられるようになってきた。

遅ッ!!

バイクを乗り換えられた方って、どのくらいの時間でカラダに馴染むモンなんでしょかね?
ようやく、以前のバイク=Bianchi-Nironeを越えてMadone5が意のままに操れるようになったと思う。

さぁ、いよいよここから自分(ライダー)のチカラが試される訳だ。
言い訳出来ないと。
遅いのもツラいのも登れないのもコケるのも全て自分マターな世界へようこそ。

さて、そんな状況を踏まえて
月末のビッグイベントに向けて準備しますかな。