エンゾ早川 – まちがいだらけの自転車えらび ~ 「そのぶん肉食うな」

「そのぶん肉食うな」

ってフレーズ、ご存知なら、あの本読んでますね。> あなた

そう、私淑エンゾ早川氏の著書「まちがいだらけの自転車えらび

もう、十数回は読み返したかな。
「言いたいことを言っている」本だけに、敵も多いでしょうし風当たりも強いことでしょう。>エンゾ氏

しかし読めば読むほど、氏が何を伝えたいのかが見えてくる。
サラッと読んだだけでは、真意は汲めずただ単なる批判本であるかのように受け取れるだろう。

ただ、私自身もエンゾ氏が言っていることに100%迎合している訳じゃないよ。異論を唱えたくなる部分も幾つかはある。しかし、本流の中で氏が伝えたかったことには全く異論は無い。

本流?そーねー。
簡単に言えば、今の自転車ブームを憂う気持ち。お願いだから、ロードバイクの品位を下げないでおくれ。
ってとこかな。

自転車に限らず、ブームが起きて趣味人口が増えると品位は下がるよね(多分)。
スキー、ゴルフ、釣り…だいたい似たり寄ったりじゃない?

本の中での細かなストーリや持論展開が幾つか書かれている中で、好きな件(くだり)がある。(抜粋させて頂くのは法的にはマズいのだが、そこは宣伝と言う意味でご容赦ください。)

152ページ 第四章 体感できない性能にカネをだすという愚行

『以前、取材させてもらったことのある三船雅彦さんという現役のプロ選手(ヨーロッパでプロとしての”仕事”をしてきた尊敬すべき選手)に、こんな話を聞いたことがある。

「ぶっちゃけ、五十万のフルカーボンフレームを買うんやったら、そのカネで肉、買うほうが強くなれる。結局のところは、最後の勝負は自転車じゃなくて人間!その意味で、バイクはポジションがでていれば基本的にはOK。それに、カンパのレコード1セットのみの供給やったら、ケンタウルを2セットにしてくれたほうがええかな。なんかのトラブルがあったときにそのほうが安心やし、年間通じてみればトラブルはあってあたりまえなんで。レコードもケンタウルも、基本性能は変わらないし……というよりは、オレらは走る距離が長いから、コンポ1セット、バイク1台じゃもたない。だって、ホビーの人よりも壊れる可能性が高いでしょ?フレームも最高級のペランペランのものより、1グレード、2グレード落として重くなったとしても、壊れないほうがいいかな。しかも、そのグレードでいいから2台ほしい。もし引退してから自分で買うんやったら? そうやね……クロモリのフレームセットにケンタウル、もしくはヴェローチェでじゅうぶん。フルカーボンにレコード? 自分のカネで? 選手引退してんのに? オレはいらんわ。そのぶん肉食うな」』

この記述のラスト部分「もし引退してから…」の部分が最高に好き♪♪

高価なロードバイクを買えない男のヒガミと解釈されたとしても全く構わないのですが、所詮は自転車は人が漕ぐもの。幾らサイコーな自転車買っても、エンジン(乗る人)がショボかったら、所詮はツマランのである。

そゆー意味でこの一節は、私らホビーライダー(趣味で自転車乗ってる人)の戒めとも言えると思う。しかし、全く逆の考え方から言えば、趣味なんだから買えるなら高価な自転車買ってもいいじゃない。って理屈も当然アリでしょう。

(過去に出場した出雲路センチュリーライドなどの)自転車イベントに行くと、日頃はお目にかかれないとっても高価なロードバイクを目にすることができます。

そのバイクで素晴らしい走りを見せて頂けるなら何の文句も無いのですが、登坂でいきなり遅くなってワシに抜かれ、下りになると信じられないスピードで追い抜かれる。なんてことがちょくちょくあります。

そんな時、心の中で悪魔のささやきが聞こえます。

 ホンマに強いなら、登りで抜けや!!

いや、いいんです。所詮、私らはホビーライダー。しかも参加してるのは、順位を競う大会じゃないし。
自分の好きな自転車に乗って、自分の実力通りのチカラで完走できればいいんです。
でも、登坂で高価なバイクをサクッと抜き去るのがある種快感なのは、やっぱりボクらはオトコノコなんだなぁ~。

U20バイク(20万円以下の完成車)に乗っている者どもの遠吠えと聞き流してください。>高価なロードバイクに乗っている人

エンジン、共に鍛えましょうぜ!!>U20サイクリスト
ちなみに、こなきが乗っているNirone(Y6B11)もヴェローチェが入ったU20バイク。おぉッ(>◇<)〇!

カンパツール製作とコンデンサ抜き

ぴょんきぃ さんと、T氏改め「けんけん」さんが日曜に来訪されたことは書いたが、その際にぴょんきぃさんにボソッと相談したことがある。

カンパのブレーキシューってとっても堅くフネに入ってるから、外すのが大変。
だから専用ツールってのが出てるのよ。

ジャグワイヤー ELITE PAD PRESS TOOL
ジャグワイヤー ELITE PAD PRESS TOOL

これって、楽天のワールドサイクルで売っているんだけれど、6000円もする。
ぅへぇ~。
年に1回使うかどーかのツールに6000円!!リッチなこの方は買われてますが。

で、普通の人はペンチとかで外すんよ。
って雑談してたら、ぴょん氏が製作してみてくれるって!!

その様子は、ぴょん氏ブログに。
ジャグワイヤーの製品を見ずして、彼が作ってくれたのはこちら。

カンパ ブレーキシュー リムーバー
カンパ ブレーキシュー リムーバー

 ブレーキシューが左肩に取り付けられ、右のハンドルを回すことでフネに固着しているシューゴムを押し出すってな理屈です。鋼鉄製タケコプターじゃありません。

早速試してみましょう。
ゴムはまだ完全には磨り減っていませんが、実験のためにNironeから取り外してきました。

ブレーキシュー リムーバーの性能
ブレーキシュー リムーバーの性能

ま、マズいです!!ぴょんさん。
ゴムが何て言うん、めくれ上がるように上にそり返っちゃってます。

ですが、1cm程は押し出すことが出来ました。
あとはペンチで引っ張り出すことは出来ましたが、やはり製品化まではまだまだ前途多難なようです。ま、P&K試作品第1号としてはなかなかの出来じゃないでしょうか。

一方、ウチに人質となっているiMacG5の方ですが…
電解コンデンサ外しに挑戦してみました。

ロジックボードの背面(底面)のハンダ部分に、40Wの半田ごてを当ててもコンデンサはビクともしません。多くの方々が挑戦されて、難しいと言われる理由を体験してます。

確かに、使われているハンダの種類なのか、コテの熱がパターンを伝わって逃げているのか、電解コンデンサは外れません。

ん~。

そこで思い出しました。
「目には目を。歯には歯を」

ハンダにはハンダを。です。

回路パターンのコンデンサの足の部分、米粒半分ほどのハンダの盛り上がり部分に、手持ちのハンダで更にハンダを盛り付けるのです。

ハンダを更に盛る
ハンダを更に盛る

+と-両極の脚にハンダを盛り付けました。
で、盛ったハンダを再度コテで温めてやることで、コンデンサを元々回路につなぎ止めているハンダと、この度盛り付けたハンダ、共々が溶けてくれます。

溶けた頃合にコンデンサをこじってやることで、基盤からコンデンサの脚が抜けました。
やたーヽ(´ー`)ノ

取れた電解コンデンサ
取れた電解コンデンサ

基盤の方には、沢山のハンダが残ってしまいます。
そこで、ハンダ吸い取り線で残っているハンダを除去します。

ハンダ吸取線
ハンダ吸取線

これで、キレイにハンダも除去されます。
今日のところは、たちまち1800μF,6.3V

コンデンサ抜き取り跡
コンデンサ抜き取り跡

を10個取り外しやんした。

6.3v、1800μFを10個
1800μF,6.3vを10個

 昨日オーダーした、新しい電解コンデンサの到着が待ち遠しいです。

COLNAGO と G5

日曜日、Colnago(コルナゴ)がウチにやってきた。
COLNAGO Primavera
COLNAGO Primavera

ぃや、買ったんじゃない。
COLNAGO Primavera09のオーナー、T氏が遊びに来てくれた。

Tさんとは初めてお会いしたんだが、引き合わせてくれたのは、安浦のやんちゃ坊主

ぴょんきぃ さんと、その仲間たち
ぴょんきぃ さんと、その仲間たち

そう、この後姿。ぴょんきぃ氏である。

Colnago Primaveraは買ってまだ2ヶ月。まだ始めたばかりで、いつも単身走行しておられるので、ツレが欲しいと…で、ぴょんさんが「それなら、広にアホが居まっせ」ってことで、連れてきてくれた。と。

あれこれ話しましたな。
世代と言うかやってることが何か近くて、トランジスタの2SCxxxの話やら飛び出すわ。

オモローヽ(´ー`)ノ

で、ぴょんさんが連れてきたのは、もうひとつ。

i Mac G5
i Mac G5

iMac G5。

実は、コレ↑生きてません。理由はこちら

電解コンデンサ、ばーん!!
電解コンデンサ、ばーん!!

 お約束、電解コンデンサのアタマが吹いてま。
で、ジャンクになってるって言うので、ダメ元で治してみよーかと。

G5 ママン、獲ったどぉ~!!
G5 ママン、獲ったどぉ~!!

20分程でバチスタ完了w
生まれて初めてMacのままんを触ったよ。

エア吸入口、目詰まりしてまw
エア吸入口、目詰まりしてまw

Power-PCの冷却インテーク部分はホコリ詰まりまくりです。
ま、この辺はダスターで吹いて飛ばしーの。

んでもって、ネットで調べてみるとG5のコンデンサが吹くって現象は数多く報告されている。しかも、こんなキットまで販売されている。

iMacG5リペアキット(完全版)

コレ買ってもいい?ってお伺いし、オーナー氏にOK貰ったので、早速注文したよ。
キットが届いたら、ハンダ職人やってみるベ。

石見グランフォンド2009 コースガイド動画

石見グランフォンド2009

今年もまもなくやってくる、その自転車イベント

5月10日(日)、世界遺産である島根県の石見を巡る。レースではない。
グランフォンドとは、タイムレースではなく100~200kmほどのコースを走る長距離ライド。

今年は、初の200km!!
こなきも、既にエントリーは済ませてますヽ(´ー`)ノ

色々と準備あるし、自転車の気になる部分の手入れもせにゃあかんし…
どーも気の乗らない日常の中で、刻一刻と石見が迫ってくる。

焦るがな(;゚Д゚)

そんな中、えこにん氏が参加者のためにスゲェもん作ってくれた。

石見グランフォンド2009 コースガイド

vol1

vol2

vol3

vol4

ぅは~あ!!

vol.1のイントロ部分だけでも鳥肌立った!!
このガイド、スゲェよ(;゚Д゚)

オススメの視聴方法は、youtube の再生で、[HQ]クリックして画像クオリティ上げてから、フルスクリーン(全画面サイズ)にして見るべし。

これ見たら、コース完璧。参加のイメージトレーニングできる!!
コレでスイッチ入らんヤツはエントリー取り下げるべし!!!!!!!

vol.4ラストのウィニングラン。泣けてくる。
去年を思い出すよ。長く辛く寒い1日やった…

ありがとう、えこにん

しかも、彼のすごいのは、コレを自分ひとりで作ったこと。
撮影、編集…しかも、音楽も、彼オリジナル!!

うへぇ~。
石見走りながら、この曲が脳内BGMでグルグル巡るんやろな。
石見地方の雄大な自然と、グランフォンドの過酷さを想像させる、いい曲やわ。
いゃ、お世辞じゃなくてホントにそー思う。

さぁ、5月10日に向けて段取りせねば

市営バスが小学1年生をはねると云う事故

もう今日は、散々このニュースやってますね。
10時代の古館さんの報道ステーションでもトップで扱われるほど。

毎日新聞の記事はこちら。
交通事故:バスにはねられ新入学の女児2人死傷 広島・呉

両谷のバス停。我が家からも、そんなに遠くないところです。
いつも通っている、あの場所です。

その場所が、テレビで大々的に流されています。
こんなにも悲しい事故で…

マスメディア的には、格好のネタなんでしょう。入学3日目の小学1年生、バスにはねられる。そりゃあ、タイトルとして一般の目を引くショッキングなネタには間違いないでしょう。ヤツらは事件・事故を日々浪費して行くだけですから。

しかし、当事者はどうよ。

親御さん、ご親族。
小学校の桜も満開の今日。入学してまだ3日目。突然に我が子を失う悲しみ。
いゃ、悲しみなんてひと言では片付けられるはずがない。
私なぞがどれたけ沢山書き連ねても、その思いを代弁することなんてできないでしょう。
胸中、お察し致します。

加害者となった運転手。
事故の詳しい状況など私なぞが知る由も無いですし、根拠も無いことを憶測や噂話だけで非難することはしませんが…
しかし白石循環線では、数年前より「あの狭い道路をバカみたいに飛ばす運転手が居る」って話は、ここら界隈ではちょっとは有名な話です。
今回の方が、その本人かどうかは存じませんけれど、加害者となられた運転手さんにも、ご家族がお在りでしょうし、その年齢からして、お亡くなりになられた娘さんと同じ年頃のお孫さんが居られてもおかしくは無いでしょう。

運転手さんのご家族の胸中を察しても、つらいものがあります。

時刻表より遅れると文句言われるし、バスカードの清算も気を使うし、自転車は平気で車道を走るようになるし。
明日から、他の運転手さんも風当たりの強い日々がしばらく続くのか。

市交通局や学校の先生。
事後対処、本当に大変だろうと察します。いつも見ている校長先生がTV出てました。想像できない事故直後のインタビューであれだけ冷静に言葉を選んで応えている姿は、私なぞには真似できません。

また、「そのバス」に乗っていた女性の先生が居られたとのこと。
その方の胸中を察するのがつらい。目の前で、自分が乗ったバスが…

まだ先で降りるお子さんが居るから両谷で下車しなかったんだろうけれど、しかし気分としてやり切れないでしょう。いや、やり切れないなんてもんじゃないでしょう。
親御さん・親族さんの次につらいと思います。

我が家からは職員室が見えるのですが、今も煌々と灯りがついてます。暫くは先生方も大変でしょう。

子どもたち。
PTSDって云うんかいね。周囲の子どもたちの心に大きな傷が残る。
バスに乗れない子が出たりするのかも。一番弱いんだから最優先でケアしてあげて欲しい。

私ら第三者には何が出来るのだろうか。

ウチにも小学生の子が居るから決して他人事じゃないし、ましてや、こんなにも身近。
云って聞かせてます。
また、このような事故を決して他人事と思わないこと。

自分が運転してるクルマで…
自分の子が事故に遭い…

そんな可能性が、明日はわが身かも知れないと思い知ること。
そうすれば、黄信号で敢えてアクセル踏み込んで突っ込むなんて運転は出来ないハズ。

そう、想像力と云うかイマジネーションと云うか、自分の身に置き換えて考えてみるって云うか。それが大切じゃないかと。

亡くなられたお子さんには、心よりご冥福をお祈りいたします。
ご家族・ご親族の方々、心の傷は一生消えることは無いでしょうがご姉妹のためにも頑張られてください。
会社の帰り途中に現場に寄って手を合わせてきました。

重傷を負われた娘さん、早く回復されることをお祈りします。

関係者の方々、倒れんで下さいね。

石内探検 – とっても長いネタ

最初に言っときます。今回のネタは長いから覚悟して読むように…
なお、写真のキャプション末尾に”*”が付いている画像はクリックすることで、拡大表示されるものです。

先日の「謎の神社を探せ!!」と同様に、広まちづくり協議会の地図で見つけていた、広の不思議地図。神社の時は長浜方面だったが、今回は石内方面。

地名:三つ石*
地名:三つ石*

石内の山奥、大津江川の奥に「三つ石」と書いてある。
はて…??

あの辺りに大きな石が3つ並んでいるのかな?
コレは調べてみなくては。

「三つ石には、石が3つ並んでいるのか」探検ツアー!!
ってことで、2009.4.3に「たくパパさん」と共に探検してきた。

たくパパさんと歩く、芳ヶ淵隧道前*
たくパパさんと歩く、芳ヶ淵隧道前*

たくパパさんとこなきのつながりは、息子さんとウチの娘が広中で同じクラブってことでPTA同士つながりってとこかな。10時に町田のファミリーマート前で落ちあい、石内方面に向けて黒瀬川沿いを歩く。

石内方面に歩く最中に気になるのは、左手の山の急斜面の工事現場。東広島・呉道路の工事現場である。下の画像はちょうど小滝の前の谷部分を渡る橋の工事現場。

東広島・呉道路の工事現場*
東広島・呉道路の工事現場*

かなり高い場所で工事してますが、標高としては小滝よりもかなり下。以前、見に行きましたもの。

小滝橋のつり橋前を通過。今日は渡りません。

春の小滝橋*
春の小滝橋*

石内の集会所(小学校跡地)を過ぎ、民家が集まる界隈を歩きます。 

石内の石積み*
石内の石積み*

綺麗に積まれた石垣がきれいじゃねぇ~。上の方には古くて趣のあるお宅が多いのですが、平野部の方には新しいお宅が沢山出来ています。実は密かに発展中です石内。

更に歩くと、いよいよ二級峡が見えてきました。

広発電所と二級峡*
広発電所と二級峡*

手前の白い建物は広発電所です。
発電所には向かわず、野呂山側の坂道を登って黒瀬トンネル方向を目指します。
ここら辺りも、石積みが凄いな。

段々畑の石積み*
段々畑の石積み*

その石積みの脇で看板発見。

発破予告
発破予告

発破予告看板。東広島・呉道路の工事現場のものですわ。

そして、この辺りからは、広の中心部がよく見えます。

広町中心部方向を眺める*
広町中心部方向を眺める*

坂道を登り、新大津江橋の下をくぐって郷原方面に登ってきました。
国道から脇道に入り、二級峡墓苑の方向に向かいます。

国道375号から脇道へと登る*
国道375号から脇道へと登る*

墓苑方向には行かず、「大津江鉄工」の看板のある建物に向かう。大津江鉄工さんそのものは今は廃業され、自動車解体の業者さんが入っているようです。

建物ヨコの細い脇道から山に入る。

「大津江鉄工」の横を登る*
「大津江鉄工」の横を登る*

途中、大きな石積みがあったが、ソコは後で寄りましょう。先ずは上へ上へと目指す。
山道を10分も歩かないうちに、大きな砂防ダムの上部に出た。

砂防ダムに来ました*
砂防ダムに来ました*
草木に覆われつつあるけれど、かなり大きめの砂防ダムです。高さは20メートルほどはあるかな。
下の谷底には、わずかに水が流れている。
大津江の川底*
大津江の川底*

しかし、この先の山道をズンズン登って行ったところで、野呂山をトレッキングするだけになりそうだと二人で相談。これ以上上に登るのはよそう。ってことになり、引き返す。

鉄工所から砂防ダムの途中にある、とても高い石積み。

高い高い石積み*
高い高い石積み*

たくパパさんの身長と比べてみても分かると思うが、こんな山の中にこれだけの石を積むのも相当な労力じゃろ。高さ5メートルはあるかな。昔の人は本当に凄いよね。

この石積みの上部に登ってみた。
何か機械がある。

脱穀機
脱穀機

エンジン式の脱穀機やね。クミアイって書いてある。
この場所は広い水田跡のようである。耕作放棄されてしばらく時間が経っているようで、木々が生い茂り、徐々に自然に戻りつつあるが、人の気配は残っている。

クボタトラクター
クボタトラクター

 「燃える男のぉ~赤いトラクタぁ~、それがオマエだぜぇ~♪」ってCMソングが今にも聞こえてきそうなクボタトラクター。何でトラクターって赤なんだ??

もう一段上の水田跡には、こちらは田植え機。

田植機
田植機

朽ち果ててはいないこれら農機具の様子からして、20年ほど前までは、この地は水田として利用されていたのであろう。しかし、どこにも「3つ並んだ石」は見つけることが出来ない。水田跡から上へは山道は無く、入って行けそうにも無い。たくパパさんと相談し、下山することに。

3つの石は無かったか… って落胆し下山すると、先ほど歩いた山道の脇で、畑をやっている地元の方を発見。

大津江鉄工脇の畑でお話する
大津江鉄工脇の畑でお話する
 

このおばちゃんに声を掛けて、話を伺った。

こなき:すみません。山歩きしている者なのですが、この辺りって三つ石と言う地名なですか?
おばちゃん:えぇ、ここの鉄工所は今でも「三つ石、五千何百番地」って言う住所なんよ。

こ:ここは石内じゃなく、三つ石て住所なんですか!!石が三つ並んでるのとか、あるんですか?
お:いいや、そんなの見たこと無いよ。

こ:そうですか…上にあった石垣は昔は田んぼだったんですね。
お:ほーよね。あの場所も、谷向かいの斜面も田んぼやったわ。

などなど、お話して、おばちゃんに分かれた。

そっかー。あくまで「三つ石」は地名なのか。
広の中でも「一本杉」とか「三本松」などと言う地名が残っているが、それと同じことなんじゃね。

ってことで残念。石3つは発見できず。
当初の目的は未完にて終了。

ここからはオプショナルツアー、その1。
石畳と二級峡界隈探訪

大津江鉄工の場所から、呉大学方面に歩く。
広町すけっちのページでも既に紹介済みである、昔の石畳である。

旧街道の石畳
旧街道の石畳

上のリンク先の石畳の画像と、今回の画像を見比べても分かるんだが、この石畳も次第に自然に戻りつつある。草が生い茂り、両脇の木々も次第に迫ってきている。

何とか手入れできないものか。折角の昔の名残りが、こんな扱いじゃもったいないよ。

石畳を上まで抜けると、新しい案内看板が出来ていた。たくパパさんは、この看板の存在を既に知っていたが、こなきが前回訪れた99年2月には、まだ存在していなかった。

石畳の案内看板*
石畳の案内看板*

案内文を書き起こしてみる

 広・四日市街道 HIRO・YOKKAICHI KAIDO

広町の多賀谷橋を起点に、石内を通り、郷原、黒瀬、西条に至る広・四日市街道は、通称「旧広・黒瀬街道」という名で親しまれています。広から登ってくる急な坂道は「大根坂」と言われ、「大根坂峠」を境に南側は広町、北側は郷原町となっています。また、この大根坂には江戸時代に敷かれたと伝えられる石畳が一部残っています。「大根坂峠」は、江戸時代に開墾されました。天保年間(1830~1843)には、街道筋に当たるため交易も盛んで、2月と8月頃に牛馬市も開かれ、大勢の人々でにぎわっていたようです。
 この街道について、文政2(1819)年の郷原村国郡志御用書出帖には「広村より四日市(現在東広島市西条町)へ通路、東市飯田村境より西広村境まで36町38間。大根坂峠6町上り易く8町下り嶮(けわし)く」とあり、また広村国郡志御用書上帖にも「四日市へ通る道なり」と記されています。このことからも、閉じの広村と郷原村、黒瀬地区の人々の往来の様子がしのばれます。
 またこの「大根坂峠」には、昔は一本松があり、郷原村と広村の境界とされていたとも伝えられてますが、現在の観音堂のあたりと考えられています。

呉市

その観音堂ってのが、これのことかな? 

石畳上のお堂
石畳上のお堂

ここに一本松があり、郷原と広の境界だったと。
このお堂の左下に石畳がある。

昔は、この界隈も街道として賑やかだったんだろうな…

お堂の前から、石畳のま反対側を見ると、東広島・呉道路の工事現場が見える。

東広島・呉道路、郷原側の工事現場*
東広島・呉道路、郷原側の工事現場*

新旧両方の街道が、この場所からは見える訳じゃね。なかなかオモロー。

さ、二級ダム方向に行ってみましょうか。

二級ダムに向けて下る*
二級ダムに向けて下る*

あっという間に、国道の旧トンネル入口に来ました。

旧・国道375号、黒瀬隋道*
旧・国道375号、黒瀬隋道*

今は立ち入り出来ないようにフェンスで囲ってますが、そのフェンス、比較的新しいのに切り裂かれて中に入れるようになってしまってます。廃墟好きとかそゆー人が侵入するんでしょうな。

私らはそっちの趣味は無いので、中には入りませんよ。オトナですから。

このトンネルが国道だった頃、大型車同士は中で離合できないので、入口で待ってたりしてましたよね。覚えてます。

また、トンネルのほぼ中央から、ダムの方に向いて抜けれる通路があったよね。
クルマの中から、あの通路を見るのが怖かったのを覚えてる。

二級峡に来ました。

二級峡*
二級峡*

ここにも案内看板があります。

広島県名勝天然記念物 二級峡 NIKYU KYO 昭和24(1949)年10月28日指定

景勝地「二級峡」は、黒瀬川の浸食によって造りだされた峡谷です。
「藝藩通志巻三」の中では、「安芸国第一の滝なり」と記されています。何段にも及ぶ大小の滝とS字状に曲がりくねった流れとが、約100mの落差を伴って、複雑な天然の造形美を生み出しています。
 また、ここには無数のおう穴が存在しています。これは、川底の花こう岩の小さな窪みに入った砂や小石が、流水の勢いによって窪みの中で回転し、長い年月をかけて岩を削ったためにできた穴です。おう穴橋の上流などにおう穴があり、その出来方や成長過程が観察できる場所としても、学術的な価値が高く評価されています。

 上で書いた、トンネルの抜け道を見に来た。こなきは初めて来たのですが、たくパパさんは良くご存知で案内してもらいました。

黒瀬隋道の脇道*
黒瀬隋道の脇道*

ここもフェンスで囲われてます。
何のために、この抜け穴は作られたんでしょかね。

甌穴橋まで降りてきました。

甌穴橋から見た二級ダム*
甌穴橋から見た二級ダム*

今日も水は流れておらず、静かな渓谷にウグイスの声が響いています。

甌穴橋を渡った先の山道から、大積山・灰ヶ峰方向に抜けれるのですが、その道も今は通れないみたいです。

通行止め表示
通行止め表示

工事が終われば、通れるようになるのかな?

甌穴を見に行きましょう。

甌穴
甌穴

大きな岩が丸くえぐられてます。中には石が数個入っており、この石が水の流れでグルグル回ることで、甌穴が出来る訳です。凄い水流なんじゃろね。

ここでお昼にしましょう。手弁当食べて、一休み。

たくパパさん休憩中*
たくパパさん休憩中*

橋の奥側で、たくパパさん休憩中です。

さぁ帰路につきますか。
旧街道の常夜燈前を歩いて下ります。

石灯篭*
石灯篭*

 石灯籠から下っていると、スゲェもの発見!!

ふるさと林道郷原野呂山線整備事業*
ふるさと林道郷原野呂山線整備事業*

ふるさと林道 郷原野呂山線の工事現場です。
とっても大きな橋が、野呂山中腹に出来つつあります。

いゃ~、こんなにも大きな橋が架かっているとは知りませんでした。
公共工事…ははは。ふるさと林道事業。

この道が開通したら、野呂山スカイラインから登って、この林道通って郷原経由で帰ってこれると言う、自転車ルートが出来そうやね。

黒瀬川土手を歩いて行きます。
ここからはオプショナルツアー、その2。

石内の丸小山城跡を探す

以前から、何人かの人に言われていたんだけれど、芳ヶ淵隧道の上には、昔の城跡があるとは聞いていた。その城跡を探してみよう。

このツアーのために「ぢょやさん」にメールして、予め情報を仕入れておいた。
ありがとね、ぢょやさん。

その情報によると、城跡らしき石垣は芳淵隧道の上と、その横の2箇所にあるらしい。

ってことなので、先ずは浄水場に向いて階段を登ります。

石内浄水場*
石内浄水場*

この階段そのものは、浄水場に行き当たり中には入れないので、フェンス沿いに隧道の方向に歩いて行きます。

この辺りからは、小滝橋も見れる。

石内浄水場からの眺め*
石内浄水場からの眺め*

竹薮をかき分けて歩いて行くと…

芳ヶ淵隧道上部の石積み*
芳ヶ淵隧道上部の石積み*

あるある、石積み。かなり立派な石積みです。
上の写真のようなのが何段もあります。

しかし…
たくパパさんとも話したのですが、城跡にしてはきれい過ぎるんじゃないかと。石積みがキレイに段を成しており、どうもコレは水田なりの跡っぽいなと。
私らは、その筋の玄人ではありませんが、戦国武将なりとか、その時代よりもかなり新しい時代の感じがするんよね。

ってことで、もう一箇所の石垣を探してみようと、町田公園の裏山に登ってみます。
この、小高い丘からは、広の町が一望できる眺めの良い場所です。

町田公園後方の丘から眺める広町中心部*
町田公園後方の丘から眺める広町中心部*

確かに、この景色なら城を据えても不思議は無いかも。
まだ広の多くは海なり干潟なりだった頃、この丘からの眺めはどんなんだったのだろう。

この丘の上まで登ってきました。山道も無いので、斜面をよじ登る感じです。
すると、あるある石垣。

丸小山城跡の石積か*
丸小山城跡の石積か*

先ほど、隧道の上で見たものよりも段は少なく、組んでいる石も小さい。
時代が、より古いものである感じがする。

丸小山城跡の石積か*
丸小山城跡の石積か*

たくパパさんの身長と比べても、そんなに大きな石垣ではないことが分かるよね。

この石垣の上部は、木々が茂っているものの平らな場所となっており、30~40メートルほどの楕円形の土地である。

丸小山城跡か*
丸小山城跡か*

周囲をもちょっと探してみると、東側には更に大きな石垣発見。

丸小山城跡の石積か*
丸小山城跡の石積か*

ソレっぽいよねぇ~。などと互いに話す。

丸小山城跡の石積か*
丸小山城跡の石積か*

丸小山城そのものが、本当にあったのかどうかすら正しく分かっていないので、コレが城跡だ!とは断言できないし、城跡=石垣って短絡も正しいのかどうかすら、今の私らにはわかりませんが「石内にその昔、お城があった」って言うなら、この場所だったのかも…

丸小山城跡(?)を眺める*
丸小山城跡(?)を眺める*

ちょっと離れたところから、先ほど登った小高い丘を眺めます。
この住宅背後の丘の肩の部分にお城があったのでしょうかね…

ここまで来たなら、徳丸の洗い場も見て行きましょう。

徳丸の洗い場*
徳丸の洗い場*

ここら辺はたくパパさんの地元。
昔は、こんな洗い場が何箇所もあったそーです。

この日も、近所のばぁちゃんが桶を洗っていました。今でも生活の中で使われているっていいねぇ~。

この後、真光寺橋を訪れたりしつつ帰宅。
あぁ、今日は良く歩きました。

たくパパさんは地元(塩焼)とあって、色々とご存知。しかも、休日には石内界隈を歩いてることが多いとのこと。ホントに強力な助っ人でした。今日はお疲れ様でした。
また、どこか面白いポイント見つけたら歩きに行きましょう。

今日の収穫…

  • 3つの石は見つけられなかったけれど、「三つ石」は今でも住所として残っている
  • 二級の旧トンネルの横道も見た
  • ふるさと林道 郷原野呂山線の巨大な橋が出来つつある
  • 丸小山城の石垣を見た
  • たくパパさんと共通の知人発見

楽しい1日でした。

あの桜に会いたい…

土曜日の広中の定期演奏会は体育館で開催されたので、2階のベランダ様のとこからビデオ撮影してたんだが、窓の外を見てて、ふと気になるものが目に留まった。
広中の体育館から見たヤマザクラ
広中の体育館から見たヤマザクラ

大広の山の中腹にある、ヤマザクラ。

ここら界隈の山々には、春になるとヤマザクラが沢山咲いていて山々がキレイなのが好きなんじゃが、このヤマザクラは他のよりもちと大きい。

ヤマザクラ拡大
ヤマザクラ拡大

 「あのサクラのところに行ってみたいな」。

ったく、このオトコは何を急に思いつくのやら…で、翌日曜日に訪れてみることにした。中新開から歩いて、大広方向に向かう。

途中、古新開も通過。大林源蔵翁旧居跡

大林源蔵翁旧居跡
大林源蔵翁旧居跡

広の偉人、大林源蔵の旧居跡前も通りました。
この場所も再開発で様子が変わっちゃうんでしょうね。ちょっと残念。

大広橋んとこに出ました。

大広橋(歩道)
大広橋(歩道)

上の写真じゃ分かり難いけれど、橋のまっすぐ奥の山の中腹に、かのヤマザクラが見えています。

黒瀬川を渡り、大広地区に来ました。

大広の路地
大広の路地

水の流れていない川をさかのぼるように、路地を歩いて行きます。

ヤマザクラ、近づいてきました。

ヤマザクラ現認
ヤマザクラ現認

アップで…

拡大
拡大

山の斜面は傾斜がキツそうです。広中から見えた角度の方が大きく感じられる。

細い路地を迷路のようにクネクネと曲がりつつ、ゆっくりと歩いて行きます。
古いお宅が多いですね。とても雰囲気の良い旧家です。

路地は、ともすると個人宅の庭に入り込んでしまいそうになるので、引き返しては曲がり、また迷いしつつ、ぼちぼち登って行きますと…

面白いモノに出会いました。
バスケットのゴールです。

オモローなバスケットゴール
オモローなバスケットゴール

ですが、橋の欄干と言うかフェンス部分に取り付けてあります。
下のコンクリの部分は川底なんです。しかも、ボールが川下にころがって行かないに、ビニール製ネットも垂らしてあります。

雨が降らないと、ココには水が流れないんでしょうね。なかなかユニークです。

この橋を渡って、山に向かいますと、イノシシ捕獲用の罠が仕掛けてあります。

イノシシ捕獲作戦決行中!!
イノシシ捕獲作戦決行中!!

広界隈の山々のあちこちで見かける、この罠。イノシシ被害も深刻なようです。

その罠からちょっとだけ登ると、高さ10mほどの砂防ダムがあります。

砂防ダム
砂防ダム

あーあ、看板取れちゃって…

砂防ダム看板取れちゃってます
砂防ダム看板取れちゃってます

砂防ダムから上は、激しく藪漕ぎです。

藪こぎ
藪こぎ

誰かが歩いた形跡もあるようにも、いやいや単なるイノシシのけもの道なのかも知れませんが、それとなく登って行けます。行く手を遮るイバラが多くて…

しかし、あのヤマザクラは、そんなに登らないところにあるように感じていたのですが、なかなか見つかりません。

バスケットゴールから30分ほど歩いたでしょうか。登っては下り、右に行ったり左に行ったり…周囲をさまよってて、上を見るとあるじゃないですか。

頭上にサクラが...
頭上にサクラが...

はるかに上の方に咲いていたから、なかなか見つけられませんでした。
染井吉野の桜の樹皮の色をイメージして探していたのが間違いでした。
あんなに赤茶色した樹皮ではないのですねヤマザクラは。

周囲は背の高い雑木が多いので、日の光を求めて高い場所に枝葉を伸ばすようになったので、低い位置には花は咲いておらず、高い場所にのみ咲いているようです。

などと思っていると、花がひらひら落ちてきました。

歓迎されてんでしょうか...
歓迎されてんでしょうか...

歓迎されているなら、嬉しいのですが。

勝手に歓迎されていると解釈して、アレを出しましょう。

花見w
花見w

ぽそっと一人花見と洒落込みましょうかw
古新開のセブンイレブンで買って来てました。用意周到っしょ。

誰も居ません(居たら怖い)。
ウグイスの声が聞こえます。春じゃねぇ~…

 ひとり花見は、あっと言う間に終了してまいますので、下山しましょう。

来た道とは別の方向に路地を曲がって行くと、線香の香りがします。
真光寺に来ました。

真光寺
真光寺

実は、真光寺さんって初めて訪れました。今まで来たことなかったのよね。
立派なお寺さんです。ちよっと前に新聞記事にも出ておられましたねぇ…

境内からも、先ほどのサクラが見えます。

真光寺から見たヤマザクラ
真光寺から見たヤマザクラ

黒瀬川に掛かる木の橋、真光寺橋を渡って帰りましょうか。

真光寺橋
真光寺橋

大広のヤマザクラにも逢えましたし、ひとり花見も出来ました。
道中の色んな景色の写真も沢山撮影したので、またの機会にお披露目できればと思います。

たくパパさん、次はいよいよ石内の山ですよ。

マヂに死ぬかと思った1.5秒

そう。今日は本当に「死」が頭をよぎった。

今朝も寒いながら、元気にピストでジテツウ(自転車通勤)。
昨夜、タイヤに空気入れるべ。って思ったらリアがパンクしてやんのΣ( ̄□ ̄;)
チューブ替えてエア120psi注入しーの。で朝を迎えた。

いつも通り7時15分に自宅を出発し、常盤橋方向に向かい、先小倉交差点を渡って、ガソリンスタンド前を走る。
阿賀まで来ると呉越峠方向に曲がって、峠を登る。

峠っても標高にして100mほどやからね。そんなに急な坂でもないんじゃが、広→呉方面の登りはダラダラと長い。
峠のてっぺんをパスしたら、下り坂は結構急な。

東畑のバス庫の前を過ぎると、右に大きくカーブ。
そのカーブで危なかった。

歯医者の前にクルマが停車してて、運転席側のドアが全開(;゚Д゚)
そのドアんトコに人が立っててアタマを車内に突っ込んでる。
こなきの乗るピストの前を紺色の普通車が走ってたんだが、停車中のクルマのドアに気が付いて、急激に減速掛けた!

2車線の左側を走っていた紺色のクルマだが、右側車線にもクルマが並走していたので、中央車線寄りに寄って回避することもできんかったんじゃろう。

急に停まるもんやから、こっちも急ブレーキ掛けるがな!!
しかし下りで、ままスピード乗ってるので、急には停まれんわな。

★ぅわ、突っ込むわΣ( ̄□ ̄;)

思うた。
停車中のクルマの開いた扉に突っ込むか、紺色のクルマにどしゃげちまうかするなと悟った。

ヘルメット被ってるからアタマは大丈夫じゃろうけれど、突っ込み方次第では首を痛めてあの世行きやな。

と、とっさに思った。

が、リアタイヤをロックさせながの急ブレーキが功を奏して、開いたドアに突っ込むことは回避でき、紺色クルマのCピラー辺りを右腕で小突いてやることで車体にキズを負わすことも回避できた。

ふぅ~。危ない、危ない。★

★~★が1.5秒の出来事w

過去に野呂山の下りで派手に転倒したり、本通8丁目でバスの目の前で転倒したり、その他諸々…もうコケることそのものには慣れているが、いつも一人でコケてたから大丈夫なんじゃが、今回はクルマが相手なんで、こりゃマズいと思ったよ。

慣れた道でも、気ぃつけんにゃいけんよ。ホンマに。自戒。

かと言って休山新道を通るのもヤだしね。対向で高校生が並走して来るほうが、呉越通るよりもよっぽと危ないから。

しかし思うのは、いつも何かに護られてるな。って感じる。
今日のシーンでも、あとちょっと間違えば突っ込んでいても不思議ない状況じゃったし、野呂山の場合も、下手こいてたら骨折してもおかしくない。

なのに、いつも大事には至らずに済んでいる。
護ってくれている何かに感謝してます。いつも。

ジテツウのJUNさんも、気をつけてね、パパ!!

がんす娘でがんす

日曜の今日、午前中は大広界隈の山を歩いてきた。
が、その話は長くなるのでまたの日に掲載します。

午後は、約束通りにフレスタ広店にがんす娘さんに逢いに行く。

訪れたのは14時半頃。あ、接客忙しそう…。お客さんが途切れたところで声を掛ける。初めまして!!こなきです。って。

だ、誰かに似てる…プリンセス天功。

ってそこから色々とお話させて頂きました。がんすのことや、家業のことなどなど…
お忙しい折に、長話しちゃってスミマセンでした。

で、買って帰ったみやけ製品を食す。

ウチでもちょくちょく食卓に上る「チーズオランダ」。

チーズオランダ
チーズオランダ

練り製品の旨みにたっぷりのチーズの風味。加えてキクラゲの歯ざわりコリコリ感。
何でキクラゲ&チーズが「オランダ」なのか…愚問。

がんすも当然、買ってきたよ。

定番「がんす」
定番「がんす」

 みやけのがんすはちょっぴり唐辛子入り。
ウチでもビールのお供に登場してます。

そして、今日は新顔も幾つか登場してた。

タマゴ入り…何だっけ...
タマゴサラダ

「タマゴサラダ」なる。
おぉ、練り物なのに「サラダ」とは新しい!!くるぱんと食してみる。ゆで卵が入ってて揚げ物なのに油っぽくない。

そして、こちらが我が家で大ヒットの「大長レモン天」。

大長レモン入り天ぷら
大長レモン入り天ぷら

練り物の中にレモン!?
って思うなかれ、レモンの風味がいいねぇ~。
コレはまた買いたいよ。本当に。

popも頂きました。

ケンミンSHOW
ケンミンSHOW

 

がんす娘による天ぷら祭り!
がんす娘による天ぷら祭り!

がんす娘さんにも、同じことをお話したんだけれど、ここ最近の食品って自社製造製品って少ないよね。大手になればなるほど、製造を外部に委託して「販売元」としてだけ自社を名乗る。

まぁ、悪いことじゃないんだろうけれど、ソレならブランドって何の意味があるのかって疑問に思う。挙句の果てに中国から輸入して妙な事件が起きたり…

他方、三宅さんのような(失礼ながら)規模は大きくはないけれど、ちゃんと自社の製品を自社で売っている。こなき的には、こちらの方がマトモな商売じゃと思うんよ。

またソレが、地元・広で頑張っておられるとなれば、こりゃ応援するでしょ。

今日は仕事の邪魔しちゃってスミマセンでした。
機会あれば、またゆっくりとお話したいですね。
がんす娘」頑張ってください。応援してますよ!!